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【徹底ガイド】ウォッシュレットトイレのノズルつまりの修理方法

【徹底ガイド】ウォッシュレットトイレのノズルつまりの修理方法

最近のトイレは、ほとんどにウォッシュレット機能が搭載されています。 内閣府の調べでは、2人が住む世帯の実に80%以上が、ウォッシュレット式トイレであり、もはや、国民のすべてが経験したことがあるトイレと言っても過言ではないでしょう。

この記事では、トイレのつまりでも特にウォッシュレットのノズルのつまりや動作不良について解説していきます。同じような症状が見られたら、是非、参考にしてください。

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ウォッシュレットのノズルつまり

ノズルは、水を噴出しお尻やビデを洗浄するものです。そのため、洗浄中、汚物の跳ね返りなどによってノズルが汚れることがあります。また、ノズルのつまりはそれだけではありません。

ノズルつまりの症状

ノズルがつまると水の噴出が弱くなります。また、噴出口の一部につまりが固まっている場合、本来の水の噴出方向からずれて、肛門に当たらず、別の部位に水が当たるようになります。

このように、水の勢いと方向がこれまでと違うといった症状がある場合は、ノズルのつまりのサインとなります。

汚物によるノズルつまり

ノズルに汚物が付着すると、そこから細菌やカビが繁殖して、ノズルとつまらせることがあります。そのまま放置しても良くなることは無いので、しっかり掃除が必要です。

水垢によるノズルつまり

常に水と接しているノズルは、水垢が蓄積しやすい状態と言えます。水垢は、水道水に含まれるカルシウムなどの成分が固まったものです。

カルシウムは、知っての通り、歯や骨の材料になる重要な成分で、これがノズルで固まると固形化します。 水垢は、水洗いくらいでは、とても取れないくらい頑固に付着している点で、そのため、ノズルつまりの原因になります。

ウォッシュレットのノズルがつまった時のチェック項目

では、ノズルがつまった時には、どうしたらいいのでしょうか?まず、慌てずに周辺の確認を行うことをおすすめします。

最近、ウォッシュレットの水の出方が悪かったり、調子が良くなかったりなんて感じた時、故障なのか、つまりなのか、正確に判断したいものです。そこで、急な事態に備えて、あらかじめ確認箇所を心得ておきましょう。

ウォッシュレットの設定を確認

ウォッシュレットの故障かなと感じた時、まず、設定を確認しましょう。子どもがいるご家庭では、小さな子どもが、いろいろと設定を変更しているってことがよくあります。

子どもの好奇心で操作していますので、大目に見るとして、便座の温度、水圧など変っていないでしょうか? ウォッシュレットがいつもと設定が違うと、違和感をおぼえるかも知れません。この場合、故障でもつまりでもありません。

止水栓の確認

水がまったく出ないといった状態の時は、まず、止水栓の開閉を確認しましょう。もし、お宅のトイレが、今リフォームや修理などを行っているなら、止水栓の開け忘れがあるかもしれません。 止水栓が閉じていれば、開けてウォッシュレットを確認しましょう。

電源コードの確認

ウォッシュレットは、トイレの後ろの電源から電気を供給しています。やはりリフォームや修理の際に、コンセントの挿し忘れや子どもによる引き抜きが想定できます。 電源コードを挿して、正常に動くか確認しましょう。

水漏れの有無

ウォッシュレットの水がしっかりでない場合、他の箇所で水漏れはありませんか?ウォッシュレットのノズルまでの間に水漏れがあれば、当然、水はでません。

確認する箇所は、「トイレの横の止水栓まわり」、「トイレタンクの周辺と下」をぐるっと見てみましょう。 水漏れが無ければ、ノズルのつまりか、故障の両方が考えられます。

ウォッシュレットのノズルの清掃方法

特に水漏れやコンセントの挿し忘れなどが無いのに、水の出が悪い、出ないと言った状態の場合、まず、ノズルのつまりを疑いましょう。 しっかりと洗浄して、ノズルの汚れを取り除くことで、正常に動くようになる場合があります。

どのくらいの頻度で掃除するの?

最近のウォッシュレットには、使用の前後に自動洗浄機能が付いていて、清潔に保つようになっています。しかし、過信してはいけません。

汚物や尿、水道水のカルシウムなど、日々の汚れは溜まっていきます。掃除を怠るカビや細菌の繁殖場所となり、衛生的に問題が生じます。 月に1回は、ご自分で清掃して、いつでも清潔な状態を保ちましょう。

ウォッシュレットのノズルを引き出す

清掃は、ウォッシュレットのノズルを引き出して行います。便座の操作パネルにある「ノズル掃除ボタン」や「ノズル掃除入/切」などのボタンを押して、ノズルを出します。 このような専用のボタンが無い型の場合は、ノズルの先端を手で掴み引き出しましょう。

ノズルの掃除

ノズルの洗浄には、ノズル用の専用洗剤を使いましょう。市販では噴射式洗剤タイプが多く、ノズルへ直接噴射すると、泡がノズル全体を被い、洗浄できます。

ノズルの洗剤のほとんどが、中性から弱酸性の成分です。便器用の「酸性タイプ」や「塩素系・漂白剤タイプ」などは使わないようにしましょう。

ブラシで洗浄

10~30分程度待ってから、ブラッシングして洗浄するとより効果的です。ブラシは、歯磨きブラシなどを活用すると良いでしょう。

洗い流し

ノズルに付いた泡を水で流しましょう。自動洗浄タイプのウォッシュレットでは自動洗浄が始まるので、洗い流しは不要です。

ノズルを戻す

最後にノズルを戻して終了です。試し運転をして、ノズルから水が出るか確認しましょう。最近のトイレには、着座センサーが付いていて、人が座っていないとノズルが作動しない型もありますので、確認して、動かしましょう。

ウォッシュレットのノズルの修理

掃除しても、ノズルから水が出ない場合は、当然修理が必要になります。

ノズル先端の交換

ウォッシュレットのノズル先端の穴が汚れでつまっている場合、型にもよりますが、先端部分だけを交換することができます。

掃除モードで、ノズルを引き出した後、ノズル先端を回転させることで、先端部分を取り除くことができます(機種による)。 新しい先端部分と交換することで、ノズル先端のつまりが解消できます。

汚れがノズル内に溜まっている場合

ウォッシュレットのノズル洗浄ができるのは、見える先端部分だけです。ノズル内部に固形物が溜まった場合には、ノズル内部の洗浄や交換が必要です。

ノズルが簡単に外れるタイプの便器なら良いですが、便座を外すような作業がある場合は、しっかりと取扱説明書を確認してから行いましょう。 もし、自分で作業する場合は、電気コードを抜き、取扱説明書に従い作業しましょう。

フィルターの目詰まり解消

汚れの原因がノズルでは無く、フィルターの目詰まりによって起こることがあります。フィルターは、水道水の汚れや微細な塊を取り除く役目があります。 ウォッシュレットのノズルからは、このフィルターを通った水が噴出します。

フィルターは、消耗品なのでつまったら交換する必要があります。 まず、水道を止めます。給水ホースとウォッシュレット本体の接続部分にあるフィルターの蓋を取り外しましょう。フィルター中の汚れを丁寧に洗浄します。汚れを取り除いたら、元に戻し、通常通り水が流れるか確認してください。

ノズルつまりが解消しない時

普段から使うトイレですが、洗浄ノズルは使用後に引っ込んでしまうため、あまり目に触れず、汚れに気付きにくいものです。 気が付いたときには、すでにノズルの回りが汚れ、雑菌が繁殖したり、つまって水が出なかったりと、衛生的、機能的にもよくありません。

最近の型は自動洗浄機能が備わっていますが、それに胡坐をかかないように、月に1度程度は、しっかり清掃して、きれいなノズルを保ちましょう。

ノズルやフィルター掃除などを行っても、しっかりと水ができない時や動作がおかしい時は、ノズルが故障している可能性があります。 電気的な問題なのか、基盤の問題なのか、素人では手に負えません。このような状態の場合、プロの業者にお願いしましょう。

ウォッシュレットのつまりに関するQ&A

Q1:ノズルに割れて、ヒビが入っています。交換した方がいいですか?
回答:いままで通りに噴水できるようなら、すぐに交換しなくても大丈夫です。
Q2:しばらくウォッシュレット機能を使わなかったのですが、洗浄が必要でしょうか?
回答:1週間程度の不使用なら、問題ありませんが、1ヶ月を超える場合は洗浄してから使うことをおすすめします。
Q3:ウォッシュレット機能を使わない方が電気代の節約になりますか?
回答:ウォッシュレットには、洗浄機能と温水、暖房機能があります。洗浄機能だけを使わない場合は、年間の電気代は大して節約になりません。