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ウォッシュレットが故障した?確認方法と対処法を徹底解説

ウォッシュレットが故障した?確認方法と対処法を徹底解説

最近では、トイレの洗浄機能にウォッシュレットが付いているトイレも多いです。あなたは、ウォッシュレット機能を使っていますか? 使用している方は、急にウォッシュレットが動かなくなったら、大変困るでしょう。

この記事では、ウォッシュレットが故障したとき、確認して、適切に対処する方法について説明していきます。もしかしたら、ちょっとした作業で、ウォッシュレットが動くようになるかもしれません。

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ウォッシュレットの寿命

トイレは毎日使うものです。そのため使用回数や月日が経過するに従い、ウォッシュレットもどんどん古くなり、故障しやすくなります。

内部電池や電気系統の故障など、一般的にウォッシュレットの寿命は「7~10年」と言われています。築40年の家ならば、最低4回は交換が必要な計算です。

ウォッシュレットの部品

ウォッシュレットは、時代と共に進化しています。そのため毎年モデルチェンジして行き、最新機種が生まれています。反対に言うと、古い機種の製造は止まり、故障しても部品が供給されない状態になります。

一般的に各メーカーの部品の在庫は5年程度と言われています。つまり、購入から5年以上経過したウォッシュレットの修理は、部品が無いためできない可能性があると言うことです。

ウォッシュレットの消費電力

ウォッシュレットの進化は、機能性だけでなく節電効果も飛躍的に向上しています。あまり気にしている人は、少ないですが、ウォシュレットの消費電力は、家計全体の4%に相当すると言われています。

2016年のカタログでは、一般家庭におけるウォッシュレットの1年間の電気代は、次のようになっています。

ウォッシュレットのタイプ

貯湯式

瞬間式

節電機能 (未使用)

6,500円/年

3,000円/年

節電機能 (使用)

4,500円/年

2,400円/年

省エネ性能カタログ(経済産業省資源エネルギー庁)より

さらに10~20年前の機種となると、節電性能が低く、節電機能が無い機種もあり、電気代が高くなります。

ウォッシュレット故障の確認方法

ウォッシュレットが故障したかな?」と感じたら、次のポイントを確認していきます。

噴水の勢い

まず、ウォッシュレットから水が出ているでしょうか? 水が出ない、水がとまらない、水の勢いが弱い、水が肛門に当たらない、水がお尻までとどかない、などさまざまな状態が想定されます。

ウォッシュレットのトラブルで一番多いのが、この水に関するものです。この状態では、ノズルのつまりか、水の供給に問題があります。

水が冷たい

冷たい水がお尻に直撃したら、飛び上がるほど、びっくりすると思います。この状態では、電気系統か、貯水タンクのトラブルが想定できます。

ノズルが動かない

用を足した後、「おしり」のボタンを押すとウォッシュレットから「洗浄ノズル」が出てきて、お尻へ噴水します。そもそもこの洗浄ノズルが正常に作動していますか?

洗浄ノズルが、動かない、動いても途中までしか伸びない、引っ込まないなどといった状態ではないでしょうか?この状態では、電気系統や汚れが影響している可能性があります。

便座が冷たい

ウォッシュレットは、洗浄機能だけで無く、便座の保温機能を備えています。便座が温まらないという状態でしょうか?この状態は、電気系統のトラブルです。

ウォッシュレット故障の対処法

「ウォッシュレットの故障の確認」で故障している箇所が分かれば、次のような対策を講じましょう。

水のトラブル時の対処方法

水のトラブルについて、それぞれの状態における対処方法を解説していきます。

水が弱い、お尻に当たらない

洗浄ノズルのつまりの可能性があります。洗浄ノズルの排水口やノズル内の汚れによって、水の出が悪くなる、水の方向性が定まらないと言った状態になります。

対処法

① 水の勢いを強くしてみましょう。

 水圧によって改善することがあります。

② 洗浄ノズルを洗浄しましょう。

 ノズルの排水口には、市販のノズル洗浄液を使用します。ノズル内部の洗浄には、ウォッシュレットの分解を要するので、専門業者に依頼することをおすすめします。

③ 洗浄ノズルの排水口を交換しましょう。

ウォッシュレットの型式によっては、排水口の部分だけを簡単に交換することができます。排水口は、水垢などでつまることが多いので、交換すると改善する場合があります。

ウォッシュレットの水が止まらない

いつまで待っても、ノズルからの水が止まらない場合は、次のような対処を行いましょう。

対処法

① ウォッシュレットの電源を落とす、電源コードを抜く

電気系統の一次的なトラブルの場合、改善することがあります。

② リモコンの電池を交換する。

電池切れが起こると不用な「ON」「OFF」が起こり、誤作動の原因になります。

③ 止水栓を閉じる。

どうしてもノズルの水が止まらない場合は、止水栓を閉じて、水の供給自体を止めます。貯湯式のウォッシュレットでは、タンクが空になるまで噴水が続くことがあります。

ノズルから水がまったく出ない

洗浄ノズルは、正しい位置に動きますが、水がまったくでない状態です。洗浄ノズルが正しい位置まで移動するので、ウォッシュレットの電気は入っています。

対処法

① 止水栓が閉じていないか確認しましょう。

掃除やリフォームなどで、一時的に止水栓を閉めた後、開けるのを忘れていませんか?

② 水漏れしていないか確認しましょう。

トイレの何処から、水漏れしていないか確認します。

③ 洗浄ノズルの交換をしましょう。

ノズルが完全につまり、水が出ない可能性があります。洗浄ノズルを外して、ノズルのつまりを確認しましょう。完全につまっている場合、洗浄もしくは交換が必要です。

④ 噴水の電気系統のトラブル。

噴水を行う電気系統だけが故障した可能性があります。専門の業者を呼びましょう。

ノズルから冷たい水が出る

ノズルの水が冷たい、温いといった状態の場合は、次のような対処をしましょう。

対処法

① 温水の設定を上げてみましょう。

温水の温度を上げます。季節や寒い地方にもよりますが外気温度の影響で水が冷たくなる可能性があります。

② タンク内の水がありますか?

朝のトイレ使用のコアタイムなど、数人でトイレを使用した場合、貯湯式タンクの水を使い切っていませんか?しばらく待つと改善することがあります。

③ 電源の再起動をしましょう。

電気系統のトラブルならば、再起動することで改善する場合があります。それでも、改善しないようなら、専門業者を呼びましょう。

洗浄ノズルが動かない時の対処方法

洗浄ノズルがまったく動かない、少し動くが正常な位置まで出ない、最後まで戻らないなどのトラブルは、故障が疑われます。しかし、修理の前に次のような作業をしてみましょう。場合によっては改善することがあります。

対処法

① 電源コードを確認しましょう。

コンセントにプラグが入っていますか?コントロールパネルが点灯しているか確認しましょう。

② 電源の再起動を行いましょう。

再起動することで、ノズルが正常に動くことがあります。電気系統の簡単なトラブルです。

③ ノズル稼動領域の汚れやつまり

ノズルの動く部分が、ゴミや汚れによってつまっていませんか?この作業には便座を分解して確認する必要があるため、難しいようなら専門業者を呼びましょう。

便座が冷たい時の対処方法

便座が冷たい時には、次のような作業をしてみましょう。

対処法

① 電源が入っているか確認しましょう。

電源コードや便座機能の「On」など、電源が入っているか確認しましょう。

② 便座の温度を上げる。

外気温の影響で温度が上がりづらくなっている可能性があるので、便座の温度を上げてみましょう。

③ 着座センサーの安全機能

着座センサーは、1時間以上着座を確認すると自動的に便座の加温を止めるように設定されています。何らかの原因で、着座センサーの誤作動によって便座が温まらない可能性があります。電源の再移動によって改善する時があります。

ウォッシュレット故障の改善案

日本人男性の約80%は、ウォッシュレット機能を使用するという統計があります。それだけウォッシュレットは、私たちの生活に浸透しています。

古いウォッシュレットなどを使い続けるのは、さまざまなトラブルの原因となり、故障することも多くなるでしょう。

今回、ご紹介した故障のトラブルなどが見られた時は、修理も1つの案ですが、同時に買い替えも視野に入れてみてはいかがでしょうか?今後の修繕費よりもお得になるかも知れません。

トイレウォッシュレット Q&A

Q1:ウォッシュレットの交換時期はありますか?
回答:ウォッシュレットの寿命は、7~10年と言われていますが、使用頻度が高いご家庭や大人数が使う施設では、はやめの交換が必要になります。
Q2:ウォッシュレット部分だけを交換することはできますか?
回答:ウォッシュレット部分だけの交換タイプの商品もあります。ただし、便器の大きさによって、設置できるか違いますので、サイズを確認してください。
Q3:ウォッシュレットを使わない場合は、どうしたらいいですか?
回答:保温便座はお使いでしょうか?保温便座も使わない場合は、コンセントを抜いておくと節電になります。