デオライトL(尿石除去剤)はトイレつまりに効果あり?特徴や使い方、注意点
本記事では尿石除去剤のデオライトLの特徴やトイレつまりに対する効果について解説します。
デオライトLを使ったトイレつまり解消法や、一般のかたが使用する際の注意点なども紹介。
尿石が原因でつまってしまったトイレをすっきりと解消させる使い方になりますので、気になるかたはぜひ参考にしてください。
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記事の内容
尿石除去剤デオライトLとは?
- 成分: 有機酸・塩酸(8.5%)、腐食抑制剤・キレート剤・着色剤
- 容量:1kg、5kgなど
デオライトは、和協産業株式会社から販売されている酸性タイプの業務用尿石除去剤です。
トイレの黄ばみやつまりの原因となる、尿石(カルシウムスケール)に反応して素早く溶解。
頑固な尿石によるトイレトラブルの解決に役立ちます。
業務用尿石除去剤ではありますが、医薬用外劇物に指定されていないため、ホームセンターなどで一般の方でも購入が可能です。
※「デオライトL」は、同メーカーから販売されている劇物指定の洗浄剤、「デオライト」や「デオライトSS」とは異なる商品です。
デオライトLが効果を発揮するトイレの汚れ
デオライトLは酸性タイプの洗浄剤です。主に以下のようなトイレの汚れに効果を発揮します。
- 男子小便器の尿石づまり
- 和式・洋式便器にこびりついた尿石汚れ
- 尿石がもととなるトイレの黄ばみ汚れ
- 尿石がもととなるトイレの悪臭
デオライトLの酸性成分が、尿石のカルシウムスケールに反応。
尿石を溶かすことで、つまりや汚れ、臭いを解消してくれます。
尿石汚れはトイレつまりの原因になる
尿石汚れとは、尿に含まれるカルシウム成分が原因で発生する汚れです。
最初は黄ばみ程度の汚れですが、固形化するとトイレ用ブラシでは簡単に取り除けないほど頑固な汚れとなることがあります。
またこびり付いた尿石にアンモニアや大便、トイレのかすなどがこびり付くと、カビの繁殖や黒ずみ、ヘドロ、悪臭の原因にもなります。
この汚れが便器や排水管に付着するとどんどん固形化していき、尿石となってこびり付きます。
使用頻度の高い小便器などでは、固着した尿石で排水管を狭めてしまい、トイレをつまらせてしまうことも。
また長年使用している洋式便器の場合でも、便器裏や排水管奥などに付着した尿石にさまざまな汚れが絡みつき、排水管をふさいでしまうこともあるのです。
デオライトLの使い方
デオライトLは、トイレのつまり解消と、定期的なトイレや排水管清掃のどちらにも使うことができます。
事前準備や使い方について解説しますので、デオライトL活用時の参考にしてください。
事前準備
トイレのつまりを解消するために、以下の道具を用意しましょう。
- バケツ
- 汲み取り用の柄杓(又は灯油ポンプなど)
- 新聞紙(養生用)
- トイレ用ブラシ
- トイレシート
次に自分の身を守るために、「ゴム手袋、エプロン、マスク、三角巾、防護メガネ」なども用意しましょう。
デオライトLは頑固な尿石を溶かすために作られた強酸性の製品なので、皮膚に付けば肌が荒れますし、口に入ればただれます。
また、目に入った場合、視力低下や失明する危険性もありますので、しっかり自分の身を守る用意をしましょう。
デオライトLが周囲にこぼれても大丈夫なように、トイレの便器の周りに新聞紙を敷いて養生します。また、便器内に水が貯まっている場合、デオライトLがうすまり効果が半減するので、柄杓や灯油ポンプなどを利用して、便器内の水を汲み取ります。
デオライトLの主な使い方
デオライトLの主な使い方について解説します。
小便器に使用する場合は、あらかじめ目皿を取り外しておきましょう。
- 便器内に水が貯まっていたら、ポンプなどで汲み取る
- トイレの扉を開け換気しながら作業を行う
- 「デオライトL」を汚れのひどい部分に直接かける
- トイレのつまりを解消する場合、約250g程度流し込む
- そのまま、15分~30分程度放置
- 最後に、バケツ1杯程度の水を便器に流しいれて排水
強力なつまりや尿石には、一連の作業を繰り返し行うとより効果的です。
掃除用途で使用する場合は、デオライトをかけて一定時間放置した後、ブラシで磨いで汚れを落とします。
黄ばみ汚れの上にトイレットペーパーを敷いてから使用すると、デオライトの成分を汚れに密着させやすくなるのでおすすめです。
デオライトL使用時の注意点
デオライトLは強力な洗浄剤です。使用時にはいくつか注意点があります。
- 作業中、皮膚や目、口にデオライトLや汚物が入った場合は、すぐに水で十分に洗い流し、異常がある場合は医師の診断を受けましょう。
- 小さな子どもの誤飲や遊ばないように手の届かない場所に保管しましょう。
- 直射日光は酒、高温になる場所には置かないようにしましょう。
- タイル目地やコンクリート、金属面にデオライトLが付着した場合は、腐敗や変色、サビの原因になるので、しっかりと洗い流してください。
- 塩素系・漂白剤の薬剤とは一緒に使わない、混ぜないでください。有毒な塩素ガスが発生し、人体が危険にさらされます。
- 便器の陶器を溶かすことはありませんが、表面の防汚コーティングに影響を与える場合があります。
- 浄化槽を使用している場合は、「ピーピースカット」などで中和処理が必要です。
デオライトの種類と用途
協和産業では、さまざまなデオライト商品が販売されており、デオライトLはそれら商品の1つです。では、そのほかにはどのような商品があるのでしょうか?それぞれの商品の特徴を次にまとめてみました。トイレのつまりの解消や汚れの清掃に利用してください。
デオライトL | 本記事で紹介している製品。 酸性液状タイプで、医薬用外劇薬には指定されていません。 「デオライトL」は、尿石による頑固なトイレの詰まりや悪臭を解消する強力な洗浄剤です。 |
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デオライト | 酸性液状タイプで、医薬用外劇薬に指定されています。 「デオライトL」よりも強力に、尿石や悪臭を解消することができます。強力な洗浄剤ですので、作業中は注意して使用してください。 |
デオライトSS | 酸性液状タイプで、医薬用外劇薬に指定されています。 排水管に付着した尿石にも強力に作用して、洗浄してくれます。防錆防食剤が配合されており、排水管の防錆効果があります。 |
デオライトSP | 酸性液状タイプで、医薬用外劇薬に指定されています。 デオライトやデオライトSSよりも、さらっとした液体で、その分、排水管の奥まで、素早く到達することができます。デオライトSSと同様に防錆防食剤が配合されています。 |
便器裏や排水管の尿石つまりは水道修理業者に相談が必要
デオライトLは、尿石汚れや尿石が原因のトイレつまりに高い効果を発揮する洗浄剤です。
しかし便器の裏側やトイレの排水管(汚水管)など、トイレ奥側に付着した尿石までは落とすことができません。
トイレ便器の構造上、便器に流し込んだデオライトLなどの洗浄剤を、便器の奥の方まで届けることができないためです。
便器の排水溝より先に付着した尿石でトイレがつまってしまっている場合には、水道修理業者に相談して尿石を取り除いてもらう必要があります。
便器裏にこびりついた尿石は、より強力な洗浄剤や器具を使い、便器を傷つけないよう丁寧に尿石を除去。
排水管に付着した尿石などは、高圧洗浄やトーラー機などを使って配管から尿石をはがし落としてくれます。
より強力な洗浄剤や尿石を取り除く器具、機械を使って安全に確実に尿石によるトイレつまりを解消してくれるのです。
ただし配管奥の汚れや尿石を取り除く作業は、熟練の経験を必要とするためどの業者も費用が高めです。
水道修理業者に依頼する際は相見積もりなどを利用し、費用面でもしっかりと相談できる業者に任せることをおすすめします。
尿石によるトイレつまり修理は「トイレつまり解消隊」におまかせください!
トイレつまり解消隊は、トイレつまりを専門とする水道修理業者です。
尿石が原因で起こる小便器や洋式便器のつまりなどにも対応可能。
排水管の尿石汚れをはがし落とす専用の機材などもそろってますので、あらゆる尿石汚れもお任せいただけます!
古くなり尿石が付きやすくなったトイレの交換などのご相談も可能ですので、お困りの際は遠慮なくご連絡ください。
お見積りや相談は完全無料!年中無休でお伺いいたします。
デオライトLでトイレのつまり解消に関するよくある質問
デオライトLで尿石が除去できなかった場合どう対応すべきか?
デオライトLは強力な尿石除去剤なので、繰り返し使用しても尿石が取れない場合は業者に依頼したほうがいいです。
デオライトLの使い方はこちら
デオライトLで直せないトイレつまりの種類を教えてください。
固形物のつまり、大量の紙づまり、排水管内でのつまりなどはデオライトLでは直せません。その他の方法を試すか、水道修理業者に相談しましょう。
- デオライトL以外におすすめの道具を教えてください。
ヘドロ、髪の毛、その他の異物、頑固な詰まりなどはワイヤブラシもしくは高圧洗浄機が対応できます。また、トイレットペーパー、水溶性の紙類、排泄物などによるつまりは食器用洗剤や重曹・お酢が対応できます。
簡単なトイレのつまり予防方法を教えてください。
水に溶けやすいトイレットペーパーに切り替えることや、定期的にトイレの掃除をすること、タンク内の状態をチェックすることなどで、異常が早期発見ができますので、トイレ詰まりの予防に効果的です。
トイレ小便器のつまりの予防方法を教えてください。
定期的な掃除が必要です。男性用トイレの小便器は、尿石が溜まりやすいので、日常頃から小便器の中に尿石防止の薬などを置いておくのがおすすめです。