トイレの異音はつまりのサイン。音が鳴る原因と対処法
トイレの異音「ゴボゴボ」はつまりのサイン|原因とつまり対処法を徹底解説 家のトイレから「ゴボゴボ」と異音が聞こえていますか?
それは、トイレのつまりが始まったサインです。すぐに対処しなければ、トイレが完全につまってしまいます。一家に1~2台のトイレ、つまる箇所によっては、全部のトイレが使えなくなります。
この記事では、トイレの異音「ゴボゴボ」が聞こえる方へ、その原因と上手な対処法、予防法について、役立つ情報を紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
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記事の内容
トイレのゴボゴボ音はつまりのサイン
トイレで異音が鳴る原因はなんでしょうか?その原因について解説していきます。原因がわかれば、つまりの状態や掃除の仕方など、対処することができ、安心できます。
決して、そのままの状態にしないでください。トイレの異音はつまりのサイン、ほっておくとつまりが強固になり、完全にトイレがつまってしまいます。
ゴボゴボ音の原因
音の原因は、排水管の汚れによるつまりです。 トイレは、毎日使うものです。日々の汚れの蓄積は、便器だけ無く、排水管にも溜まってきます。排水管は目に見えないため、清掃が行き届かないことが多く、少しずつ汚れが蓄積していきます。
水の流れは大丈夫?
「ゴボゴボ」などの異音が発生すると同時に見られる現象は、水の流れが悪くなることです。いつもより、水の排水が遅いように感じませんか? 異音の原因は、排水管の汚れによるつまりであるため、水の排水にも影響していきます。
臭いは大丈夫?
ゴボゴボとは、排水管内の空気が逆流して、便器内に戻ることがあります。この空気は、排水管内で出来たもので、悪臭の原因となります。トイレの便器がきれいなのにも関わらず、臭いが気になったら、排水管の汚れを疑いましょう。
なんで異音がするの?
はじめは、きれいな排水管。使用していくたびに汚れがパイプ内に溜まってきます。汚物がだんだんと固まり、どんどんと大きくなります。 そこには、さまざまなバクテリアが繁殖しています。
バクテリアは汚物を栄養源にして、どんどん増殖していくと、臭いの原因であるアンモニアや、異音の原因であるメタンガスや水素ガスを発生させます。 アンモニアやガスが、排水管内に溜まると行き場を失い、便器内へ逆流することで、臭いや異音となるのです。
排水管がつまる原因
ゴボゴボなどの異音の原因は、配水管のつまりです。では、どうやってつまりを解消すればいいのでしょうか? それには、まず、排水管がつまった原因を考える必要があります。原因によって対処方法が違ってきます。
水に溶けない固形物によるつまり
水に溶けない固形物をトイレに流せば、当然のように排水管はつまります。トイレに物を落とす事例は、よくあることですが、それ以外でも、汚物が流れるから大丈夫と思って、意図的に小さい固形物を流す人がいます。
便器の排水管内は、奥へ行くほど、せまくなっているので、水に溶けない固形物を流すと、つまる確立が高くなります。
よく見られるトイレがつまる固形物
では、どのような物を流す人がいるのでしょうか?代表的な例をいくつかあげます。
よく落としてしまう固形物
スマポ、財布、アクセサリー、ライター、鍵、小銭、たばこ、化粧品など、パケットや小さな小物入れに入るサイズの物がほとんどです。
意図的に要らない物を流す
タバコ、ガム、食品の残り物、子どものおもちゃ、観葉植物、髪の毛、ビニール袋、生理用品、水に溶けにくい紙類、砂や砂利など
固形物のつまりを解消する便利商品
便器に流してしまった固形物を取るには、次のような商品が有効です。
ビニール手袋
ひじまである長めのビニール手袋で直接、取り出す方法です。便器の手前側なら一番確実に取り出せます。
割り箸
ビニール袋とセットにして使用すると、さらに置くまでの異物と取り除けることがあります。
針金ハンガー
ハンガーをペンチなどで切断し、先をフック状に形成しましょう。針金ハンガーは約1m程度まで長くなるので、便器の奥まで進めることができます。針金の先をフック状にして、異物を引っ掛けて、取り出すイメージで、作業します。
ラバーカップ (真空式パイプクリーナー)
ラバーカップは、吸引力の力で異物を取り出すことが可能です。同じ原理で、真空式パイプクリーナーも利用できます。
解体
どうやっても固形物が取り出せない時やつまりの箇所を特定できない時は、便器の取りはずし(解体)しかありません。特殊な作業ですので、自信がなければ専門業者に依頼してください。
日々の汚れによるつまり
トイレは、日々、使うたびに汚れていきます。小便や大便の汚れが少しずつ排水管にこびり付き大きくなっていくのです。 例えば、小便に含まれる「カルシウムイオン」は尿石の原因になります。
尿石とは、カルシウムが少しずつ固まって大きくなった塊で、排水管内に蓄積します。 カルシウムは骨や歯の素材ですから、当然、尿石も非常に硬く、簡単には取れません。
この尿石に汚物などが付着し、バクテリアが繁殖すると、アンモニアやガスが発生し、においの原因になります。この尿石や臭いを取り除くには、排水管の清掃が必要です。
排水管の汚れを解消する便利商品
排水管清掃には、次のような商品を利用しましょう。
トイレ用洗剤
一番、お手軽に出来るのがトイレ用洗剤による排水管清掃です。市販の商品を便器に流すだけで、便器掃除と排水管清掃が同時にできます。
ワイヤーブラシ
ワイヤーブラシとは、3~5mのワイヤーの先にブラシが付いた形状の商品で、排水管清掃用具です。トイレの複雑な構造でも、排水管の奥に進めて、汚れた箇所をブラッシングできます。
高圧洗浄機
排水管清掃で、もっとも強力なのが高圧洗浄機です。水圧の力で排水管内の汚物や汚れを吹き飛ばしてきれいにします。
ゴボゴボ音に有効な洗浄方法
トイレの異音は、つまりのサインですから、完全につまる前に早急に掃除をした方がいいでしょう。ここからは、トイレの洗浄方法について、詳しく解説していきます。
トイレ用洗剤が有効な理由
トイレ用の洗剤は、便器や排水管の汚れを一度の洗浄で落とすことができる優れものです。 特につまりの原因である尿石や、においの原因である黄ばみ(アンモニア)の洗浄に有効です。
トイレ用洗剤の種類
トイレ用洗剤には、大きく3種類があります。洗剤のpHの違いによって「中性洗剤」、「酸性洗剤」、「塩素系洗剤、漂白剤」に分けられます。
トイレの異音「ゴボゴボ」で、配水管の掃除が必要な場合は、「酸性洗剤」か、「塩素系洗剤、漂白剤」を選択します。
汚れの原因と使う洗剤
「酸性洗剤」と「塩素系洗剤、漂白剤」は、汚れの種類によって使い分けます。それぞれの洗剤には、得意とする汚れが違い、次のように使い分けます。
酸性洗剤
酸性洗剤の洗浄力でよく落とせるのは、「尿石」と「黄ばみ」です。酸性洗剤は、酸の力が強く、尿石の原因である「カルシウムイオン」や臭いの原因である「アンモニア」を溶かす能力に優れています。 市販の酸性洗剤としては、「クエン酸」や「サンポール」などが有名です。
塩素系洗剤、漂白剤 (アルカリ性洗剤)
塩素系洗剤・漂白剤は、強力なタンパク質分解が可能で、生物に由来した汚れを溶かして分解することができます。分解できる汚れとしては、汚物、黒ずみ、カビ、手垢、髪の毛などがあります。
黒ずみやカビは、トイレに付着したカビや細菌が増殖したものなので、塩素系洗剤が強力に溶かして除菌してくれます。
女性のトイレでは、髪の毛を排水管に流すことが多く、よくつまりの原因になります。塩素系洗剤は、ヘドロ化した髪の毛も強力に溶かすことができるので、トイレのつまりを解消することができます。
トイレ用洗剤の使用方法
トイレ用洗剤の使い方は、どちらのタイプでも一緒です。
トイレ用洗剤は、強力なので、まず、液体が自分の目や皮膚に触れないようにマスク、防護めがね、ゴム手袋を着用しましょう。塩素系・漂白剤は、色物の衣類に付くと、白く脱色されるので、白物の服か、ビニールエプロンを付けましょう。
洗浄方法は、汚れのひどい箇所、また、便器内に300 ml~500 mlの洗剤を入れましょう。そのまま30分から1時間くらい置いてください。この後、ラバーカップや真空式パイプクリーナーを使うとより効果的です。最後に排水して終了です。
絶対にまぜるな危険
酸性と塩素系のトイレ用洗剤は、絶対に混ぜてはいけません。また同時に使うのも溶液が混ざるので止めてください。2つの洗剤が混ざると、化学反応によって体に有毒な塩素系ガスを産生し、最悪、死に至ることもあります。必ず、使用方法を守りましょう。
トイレのゴボゴボ音の改善案
トイレの異音「ゴボゴボ」は、つまりのサインです。このポコポコのサインを見逃さず、すかさずトイレ用洗剤などで掃除することで、急なトイレトラブルを回避することができます。
トイレ用洗剤は、便器や排水管の汚れも臭いも分解してきれいにすることが出来き、使用方法も簡単なので、大変使いやすいです。定期的にトイレ掃除を行うことで、いつでも清潔なトイレを保つことができますので、是非、試してみてください。