冬にトイレがつまりやすい原因！解決方法や対策を紹介
本記事では、冬にトイレがつまりやすい原因や解決方法、トイレつまり対策について解説します。
冬は夏よりもトイレがつまりやすいため、注意してトイレを使用しなければなりません。
また、冬のトイレつまりを解消する方法や、冬のトイレ使用に関する注意点についても併せて紹介します。
冬にトイレがつまりやすくて困っている方、トイレつまりを予防する方法について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
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記事の内容
冬にトイレがつまりやすい原因
冬にトイレがつまりやすい主な原因は、次のとおりです。
- トイレットペーパーや排泄物が固まる
- 水が冷たくトイレットペーパーや排泄物が流れにくい
- 排水管内が凍結している
冬は水が冷たくなり、流れにくさや凍結が発生して、トイレがつまりやすくなる恐れがあります。
それぞれの具体的な原因について、詳しく解説します。
トイレットペーパーや排泄物が固まる
冬は水が冷たくなり、トイレットペーパーや排泄物が固くなることがあります。
排水管には狭い部分もあるため、流したいものが固い状態だと、奥まで流れにくくなりトイレがつまることがあります。
そのため、冬の気温の低さが原因で、トイレつまりが起こりやすくなるのです。
寒い時期はトイレつまりに注意しつつ、こまめに水を流したりトイレットペーパーの量を調整したりしてください。
トイレットペーパーや排泄物が固くなってつまった場合、少し時間をおいて水でふやかすと、流れやすくなることもあります。
水が冷たくトイレットペーパーや排泄物が流れにくい
水が冷たいと、トイレットペーパーや排泄物が流れにくくなることがあります。
夏は水の温度が高いため、トイレットペーパーや排泄物が水に溶けやすく流れやすいのですが、冬は逆に流れにくいです。
トイレ内や室内の温度を調整しておくと、トイレの水の温度も高くなり、トイレットペーパーや排泄物が流れやすくなります。
トイレは他の部屋と離れていたり、玄関と近かったりして、気温が低くなりがちです。
そのため普段から室温に気を配り、調整しておくとトイレつまりの予防にもつながります。
排水管内が凍結している
長期間家を空けていたり、最高気温が氷点下の日が続いたりすると、排水管内が凍結することがあります。
排水管や下水道が凍結した場合、水が流れにくくなる、あるいは全く流れなくなることがあるため、注意しなければなりません。
気温が低い日が続く場合や、寒い時期に長期間家を空ける場合は、必ず水抜きをしてください。
排水管や水道管内の凍結は、必ずしも寒い地域に限った事象ではないため、気温が高めの地域にお住まいの方も注意しましょう。
水抜きの方法はトイレの仕様により異なりますが、基本的には止水栓を閉め、タンク内の水とウォシュレットの水を抜くだけです。
止水栓はトイレの床にあることが多く、タンク内の水はトイレのレバーを何度か引くだけで流れます。
ウォシュレットはノズルから水を抜き、パネル部分にある水抜き栓を回して、すべての水を抜いてください。
説明書に記載の方法で水抜きを行い、排水管の凍結を予防してください。
冬にトイレがつまった場合の解決方法
冬にトイレがつまった場合の対処方法は、次のとおりです。
- ラバーカップを用いる
- トイレの室内を温める
- お湯を流し入れる
トイレつまりの原因に応じて、適切な方法でつまりを解消しましょう。
なお、自身での解決が難しい場合は、水道修理業者への依頼も検討してみてください。
ラバーカップを用いる
ラバーカップはいわゆるすっぽんと呼ばれるもので、トイレつまりの解消によく用いられる道具です。
トラブルが発生する前に自宅に用意しておくと、突然のトイレつまり発生時にも慌てず対応できます。
ラバーカップの使用方法は、次のとおりです。
- 便器の奥めがけてラバーカップを押し込む
- 勢いをつけて引き抜く
- トイレの水を流して、つまりが解消されたかチェックする
- 解消されない場合、数回繰り返す
ラバーカップには「洋式用」「和式用」「節水型用」「兼用」などの種類があるため、つまりを解消したいトイレの種類に応じて適切なものを選んでください。
サイズが合わなかったり、種類が異なったりする場合は、効果的にトイレつまりを解消できない場合があります。
トイレの室内を温める
凍結や寒さが原因でトイレつまりが起こった場合は、まずはトイレ室内を温めましょう。
可能であればトイレないだけでなく、部屋全体を温めるとより効果的です。
家の配水管はつながっており、トイレ内の配水管を温めるだけでは効果が薄いことがあるからです。
半日〜1日ほどかけて室内をしっかりと温めたら、トイレのレバーを流してつまりをチェックしてみてください。
凍結したままの状態で水を流すと、最悪の場合水道管が破裂する可能性があるため、注意が必要です。
お湯を流し入れる
便器内の水が凍っている場合は、ぬるま湯を流し入れて水の温度を上げましょう。
ぬるま湯の温度が、外気温や室温、便器の温度との差が大きすぎた場合、配管や便器が破損するなど、何らかの影響が生じる恐れがあります。
配管や便器が変形したり、傷んだりするリスクを抑えるため、流し入れるお湯の温度には注意しましょう。
冬のトイレつまりを予防する方法
冬のトイレつまりを予防する方法は、主に次のとおりです。
- トイレ室内の温度を一定に保つ
- なるべくこまめに水を流す
- 必要に応じて「大」で流す
気温が低い冬はトイレつまりが生じやすいため、室温や水の流し方に気を配りましょう。
それぞれの詳しい方法について、具体的に解説します。
トイレ室内の温度を一定に保つ
トイレの室温を一定に保つと、凍結や水温の低下を予防できます。
トイレは気温が低くなりがちな場所のため、可能な限り室温に気を配りましょう。
トイレ内に備え付けの暖房がない場合は、後付けのヒーターなどで対応可能です。
火の取り扱いには十分に注意し、火災などが発生しないよう気を配ってください。
なるべくこまめに水を流す
水が冷たいとトイレットペーパーや排泄物が水に溶けにくく、固まりやすい傾向にあります。
つまりを予防するために、なるべくこまめに水を流すとよいでしょう。
とくに大量のトイレットペーパーを使用したり、排泄物の量が多かったりする場合は、何度かに分けて水を流してください。
必要に応じて「大」で流す
トイレには「小」「ECO」「大」などの流すモードがあり、それぞれ使用する水の量や勢いが異なります。
トイレットペーパーを流した場合、基本的には水量が多い「大」で流しましょう。
冬はとくに排泄物やトイレットペーパーが流れにくくなるため、水量や勢いがあまりない「小」や「ECO」だとつまりやすくなります。
そのため、トイレを使用した数回に１回は、必ず「大」で流してください。
冬のトイレつまりを解消する際の注意点
冬のトイレつまりを解消する際の注意点は、次のとおりです。
- お湯を流し入れても効果がないケースがある
- 凍っている場合は無理に水を流さない
- 原因不明の場合は水道修理業者に依頼する
冬のトイレつまりを解消する場合、無理に対処しようとすると甚大なトラブルにつながる恐れがあるため、注意が必要です。
それぞれの注意点について、具体的に解説します。
お湯を流し入れても効果がないケースがある
排水管の奥が凍結している場合、お湯を流し入れても効果がない可能性があります。
お湯を流し入れてつまりを解消できる主なケースは、次のとおりです。
- 便器内の水のみが凍っている
- 排水管の浅い部分でトイレつまりが発生している
便器内の水のみが凍っている場合は、ぬるま湯を便器内に流し入れると氷が溶け出し、トイレつまりの解消につながります。
ただし配管が凍っているかどうかは目視ではわからないため、不安な場合は自身で対処せず、水道修理業者に依頼してください。
排水管の浅い部分でトイレットペーパーや排泄物など、水に溶けるものがつまっている場合はお湯を流し入れると効果があります。
ただし、トイレつまりの原因がさらに奥深くにある場合、自身では解決できない可能性が高いです。
凍っている場合は無理に水を流さない
トイレ内の水が凍っている、あるいは凍っている可能性がある場合、無理に水を流さないでください。
凍っている可能性が高いケースは、次のとおりです。
- レバーを引いても水が流れにくい、あるいは流れない
- 便器内に溜まった水が凍っている
- トイレタンク内の水が凍っている
凍結した状態で無理に水を流そうとすると、最悪の場合水道管が破裂する恐れがあります。
水道管が破裂すると、莫大な修理費用が発生したり、集合住宅の場合は他の部屋にも影響が出たりする恐れがあります。
そのため、水が凍っている可能性がある場合は、無理に流さず水道修理業者に連絡してください。
原因不明の場合は水道修理業者に依頼する
トイレつまりの原因が不明な場合は、自身で対処しようとせずに水道修理業者に依頼しましょう。
水道修理業者はトイレつまり解消のプロのため、原因調査から解決まで、すぐに任せられます。
業者次第では最短20分〜30分程度から駆けつけ可能なケースもあるため、急いでトラブルを解決したい方にもおすすめです。
Web割引などのクーポンを使える業者であればさらに安価で依頼できるので、希望に適した水道修理業者を選んで依頼しましょう。
冬のトイレつまりは「トイレつまり解消隊」に相談
トイレつまり解消隊は、冬のトイレつまりにもすぐ対応可能な水道修理業者です。
冬は気温が下がり、排泄物やトイレットペーパーが流れにくくなったり、凍結のリスクがあったりして、トイレつまりが起こりやすくなります。
自身で無理に解決しようとすると、トラブルが悪化したり、最悪の場合は水道管が破裂する恐れもあります。
トイレつまり解消隊は最短20分で駆けつけ、凍結トラブルにも対応可能です。
お見積りやご相談は無料、早朝・深夜の割増料金などもありませんので、まずは一度ご相談ください。
