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トイレのつまりを直す道具一覧|用具の種類と使い方を徹底解説

トイレのつまりを直す道具一覧|用具の種類と使い方を徹底解説

トイレのつまりは突然やってきます。日々の掃除をしっかりしていても、だんだん汚れが蓄積して行き、気が付いた時には「もう、つまっている」ってことたくさんあります。

急なトイレのつまりは、本当に困りますね。あなたはトイレがつまった時、どうやって解消しますか?

この記事では、トイレのつまりを直す道具について、その種類と使い方をわかりやすく説明していきます。女性でも扱える道具もあるので、もし、現在、トイレのつまりを解消する用具がなければ、参考にして購入してはいかがでしょうか?

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トイレのつまりを解消する道具

トイレのつまりを解消できる用具には次のような物があります。

  • ラバーカップ

女性の扱いやすさ:☆☆☆

  • 真空式パイプクリーナー

女性の扱いやすさ:☆☆

  • ワイヤーブラシ

女性の扱いやすさ:☆☆

  • 高圧洗浄機

女性の扱いやすさ:☆

このような用具にはそれぞれ特徴があり、トイレのつまりの原因によって使い分ける必要があります。

固形物が原因で、トイレがつまった場合

トイレの便器へ、水が溶けない物を流したり、落としたりしたことが原因でつまった状態です。物としては、携帯やスマホ、おもちゃ、生理用品、化粧品、ガム、食べ残しの残飯、煙草、髪の毛、紙くず、観葉植物の葉など、家庭内にあるさまざまな物が想定できます。

目に見える範囲ならば、そのまま取り除けますが、排水管の奥でつまった場合は、簡単ではありません。このようなつまりの解消には、次の道具が役立ちます。

  • ラバーカップ (役立ち度:☆☆☆)
  • 真空式パイプクリーナー (役立ち度:☆☆☆)
  • ワイヤーブラシ (役立ち度:)
  • 高圧洗浄機 (役立ち度:使用不可)

ラバーカップや真空式パイプクリーナーは、正しく使えば、つまっている物を便器の入り口までひっぱり出すことができるので、取り除くことができます。また、ワイヤーブラシを使ってつまっている物を取り出すこともできますが、物にワイヤーを引っ掛けるのが難しく、上手に出来ない場合もあります。

汚れが原因で、トイレがつまっている場合

トイレの汚れは日々、溜まっていきます。はじめは、小さな汚れの蓄積ですが、時間が経つに従い、どんどん汚れが溜まっていき、排水管をつまらせます。排水管内では、このような汚れの蓄積によって、ヘドロ状の汚物が絡みつき、水の流れがとまります。見えない排水管のつまりを解消するには、特別な道具が必要です。

  • ラバーカップ (役立ち度:)
  • 真空式パイプクリーナー (役立ち度:)
  • ワイヤーブラシ (役立ち度:☆☆)
  • 高圧洗浄機 (役立ち度:☆☆☆)

排水管の掃除では、上記のように、道具によって洗浄力が異なり、もっとも排水管をきれいにできるは高圧洗浄機です。排水管に蓄積した汚物やヘドロを水圧の力で、一気にきれいにします。もう1つ、排水管清掃に役立つのがワイヤーブラシです。つまった箇所をワイヤーの先に付いたブラシで擦り、きれいにします。

一方、ラバーカップや真空式パイプクリーナーは、便器の近いつまりの解消には役立ちますが、排水管の奥のつまりには効果が無く、また排水管自体もきれいにすることができません。

トイレのつまりを直す道具の使い方

つまり解消の4つの道具について、もっと詳しく見ていきましょう。使い方を確認して、いざと言う時に備えましょう。

まず、準備するもの

道具を使うような作業になると、それなりの準備が必要です。次の用具も合わせて準備しましょう。

〇 トイレ掃除に使うもの

バケツ

柄杓 (又は汲み上げポンプ)

新聞紙 (又はビニールシート)

トイレ用洗剤やトイレ用シート

トイレ用ブラシ

作業中、便器内の水を抜いたり、水を入れたりするのに、バケツや柄杓があればとても助かります。また、作業によって汚物が周囲に飛び散りますので、養生用の新聞紙を用意しましょう。

つまりが解消された後は、便器の掃除も一緒に行うために、洗剤やブラシがあれば良いでしょう。

〇 自分の身を守るもの

ゴム手袋

エプロン

マスク

防護メガネ

作業をすると必ず汚物が飛び散ります。自分の衣類や顔、目や鼻に汚物が付かないようにしっかりと防御しましょう。

ワイヤーブラシの使い方

ワイヤーブラシは、長いワイヤーの先にブラシが取り付けられた道具です。トイレの便器側からワイヤーを入れて行き、つまっている箇所をブラッシングして、つまりを解消する道具です。

ワイヤーの長さは、1m~10mとさまざまな種類があり、トイレ用には3~5mくらいがおすすめです。価格帯は、500円~5,000円程度で購入することができ、ワイヤーの長さや形状、材質で値段が変ってきます。

ワイヤーブラシの使用方法:作業時間20分

  1. 便器に水が溜まっているなら、出来るだけ便器内の水を取り除きましょう。
  2. ワイヤーの先端から、ゆっくりとトイレの便器へ挿入します。
  3. ワイヤーが止まるまで進めていきます。トイレは奥で曲がった構造をしているので、ワイヤーを、前後に出し入れしたり、回転させたりすることで、奥へ進めることができます。
  4. 手の感覚で、つまりの抵抗を感じたら、その場でワイヤーを動かしブラッシングします。つまりの抵抗感が無くなったり、残っていた水が排水されたりすれば、成功です。
  5. 念入りに、周辺の排水管をブラッシングできれいにしましょう
  6. バケツ一杯の水を流し、流れを確認します。

    ラバーカップの使い方

    昔から利用されている「スッポン」の愛称でおなじみのラバーカップ、吸引力の力によって、つまりを解消する道具です。1,000円程度から購入することができます。

    現在では、ラバー部分が進化して、トイレ用、節水型便器用、排水口用など用途によって、先端部分の形状が違っています。選ぶポイントは、ラバー部分の大きさが、つまりを解消したい便器の排水口の大きさと同じくらいか、近いものを選びましょう。

    昔から利用されているラバーカップですが、実は使い方を間違っている人が多くいます。間違ったやり方だと、つまりがひどく強固になることがあるので、注意しましょう。

    〇 ラバーカップの使用方法:作業時間20分

    1. まずトイレ便器内の水をできるだけ取り除きましょう。
    2. ラバーカップが便器に密着するように、ブラシで排水口を、きれいにしましょう
    3. ラバーカップの先端を排水口に押し当て、密着させます。
    4. ラバー部分が浸かるまで、水を入れます。
    5. ゆっくりとラバーカップを押します (注意!強く押しては駄目!) 注意!ここで強く押すとつまりを押し込んで、より頑固になります。
    6. 力を入れて、まっすぐに強めに引きます。
    7. 3~6の作業を抵抗感が無く、または水が排水されるまで行います。
    8. 最後にバケツ一杯の水を流し、流れを確認します。

      真空式パイプクリーナーの使い方

      ラバーカップよりも、約3~5倍程度の高い吸引力でつまりを解消する道具です。ホームセンターなどで、2,000円から購入でき、業務用では1万円するものもあります。真空式パイプクリーナーは、ラバー部分以外に胴体部分が筒状の形状をしていることで、より多くの空気を吸引することができます。

      〇 真空式パイプクリーナーの使用方法:作業時間20分

      基本的な使い方は、ラバーカップと一緒です。

      1. 便器の水を取り除き、排水口をきれいにしましょう。
      2. ラバー部分をトイレの排水口に密着させます。
      3. ラバー部分が浸る程度に水を入れましょう。
      4. 取っ手の部分を強く引いて吸引しましょう。
      5. 取っ手を押したり、引いたりして、つまりを解消しましょう。
      6. 抵抗感が無くなり、水が排出されれば、成功です。
      7. 水を流して、排水状況を確認しましょう。

      高圧洗浄機

      高圧洗浄機は、排水管の清掃を行う専用の道具で、高い水圧の力で汚れを落とします。

      少し高額な道具で、安くても7,000円から、高いもので6万円を超える商品があります。トイレのつまりを解消するなら、2~3万円程度のものがおすすめです。トイレ用の排水管清掃では、専用の長いノズルが別途必要になります。

      清掃方法も特殊で、高圧洗浄機は、トイレの室内からは使えません。高い水圧で水が飛ぶので、家の外にある「トイレにつながる排水管」から清掃を行っていきます。

      〇 高圧洗浄機の使用方法:1~2時間

      1. 家の外にある下水道につながる排水管を見つけましょう。
      2. 排水管用のパイプ用ノズルを高圧洗浄機に取り付けます。ホースの長さは3m~5m程度のものがおすすめです。
      3. 排水管の手前から洗浄を開始します。奥から洗浄すると汚れがつまり、失敗することがあります。
      4. 排水管へ30 cm程度までノズルを入れたら、少しずつ水圧をかけて清掃していきます。
      5. ホースを前後に動かし、どんどん奥へ清掃範囲を広げて進めていきます。
      6. 黒い汚い水が流れ出ていれば、成功しています。
      7. 排水がきれいになるまで続けます。
      8. どんどん奥まで進めましょう。
      9. 最後に、トイレ側から排水して、流れを確認しましょう。

          まとめ

          4種類のトイレのつまりを直す道具、「ワイヤーブラシ」、「ラバーカップ」、「真空式パイプクリーナー」、「高圧洗浄機」。それぞれに特長があるので、つまりの原因や強さによって使い分けてみてください。

          トイレのつまりは日々の汚れによって起こるので、つまりが解消された後は、洗剤を使ってしっかりと清掃も行いましょう。

          トイレつまりを直す道具 Q&A

          Q1:ワイヤーの長さって、どのくらいを買えばいいですか?
          回答:トイレのつまりを解消なら5m程度あれば十分です。折り曲げが柔らかい素材の方が使いやすいです。
          Q2:ラバーカップの先がいろいろあるんですが、どれが良いですか?
          回答:ラバー部分の形状は、排水管の形や大きさで決めましょう。ラバー部分が小さいと、吸引力が弱くなります。
          Q3:高圧洗浄機で便器の掃除ができますか?
          回答:高圧の水がすごい勢いで噴射します。トイレ内で行うとトイレ中が水浸しになるので止めましょう。