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洋式トイレがつまった時の対処法!完全版

洋式トイレがつまった時の対処法!完全版

今、洋式トイレのつまりにお困りですか?もし、そうなら迅速に対応しなければなりません。

でも、どうやってトイレのつまりを解消するのか?この記事では、簡単ですぐ出来る対処法から、強力につまりを解消する方法まで、徹底的に解説していきます。ネット検索で、効果の高かった方法を、どんどん記載して行きますので、是非、参考にしてください。

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洋式トイレのつまり解消方法の種類と費用対効果

トイレのつまりの解消には、さまざまな方法があります。ここでは、いろいろな観点から、それぞれの方法の特徴についてまとめました。

洋式トイレのつまり解消方法の「手軽さと解決できる原因」

それぞれによって女性でも簡単にできる方法と、そうでないものがあります。また、どんなトイレの症状の時に役立つ方法なのか、説明していきます。

解消方法

手軽さ

女性

解消できる原因

熱いお湯

・簡単

できる

排水が完全につまる前の、
水が少しずつ流れる状態の時

お酢(クエン酸)と重曹

・簡単

できる

排水が完全につまる前の、
水が少しずつ流れる状態の時

トイレ用洗剤

・簡単

できる

排水が完全につまった状態の時

ワイヤーブラシ

・簡単

・コツが必要

できるが、少し難しい

排水が完全につまった状態の時

便器に大きな固形物がつまった時

ラバーカップ

・簡単

・コツが必要

・力が必要

できるが、コツと力が必要

排水が完全につまった状態の時

真空式パイプクリーナー

・コツが必要

・力が必要

できるが、コツと力が必要

排水が完全につまった状態の時

高圧洗浄機

・コツが必要

・力が必要

力が必要、男性の方がよい

排水が完全につまった状態の時

ご覧のように、お湯やクエン酸を使った方法は、迅速に対応できますが、トイレが完全につまった状態では、ほとんど使えません。完全にトイレがつまった状態なら、トイレ用洗剤か、物理的な方法である「ワイヤーブラシ、ラバーカップ、高圧洗浄機」などを利用します。

洋式トイレつまりの解消方法の「解消力と洗浄力」

さまざまあるつまり解消法ですが、その力は、どのくらいあるのでしょうか?方法別に、作業時間、解消力、洗浄力について比較しました。

解消方法

作業時間

解消力

便器(洗浄力)

排水管(洗浄力)

熱いお湯

20分

不可

お酢(クエン酸)と重曹

1時間

不可

トイレ用洗剤

1時間

低~中

ワイヤーブラシ

30分

無し

ラバーカップ

30分

中~高

無し

無し

真空式パイプクリーナー

30分

中~高

無し

無し

高圧洗浄機

2時間

不可

高圧洗浄機は、配水管掃除で最も強力ですが、便器の清掃には使えないことや、作業時間が長いことや、専用の用具が必要な点で、少しデメリットもあります。

簡単に行える方法では、トイレ用洗剤を用いた解消方法は、解消力と共に、便器や排水管を同時に清掃できる点で、試したい方法です。

洋式トイレつまりの解消方法の「費用(材料、又は用具の価格)」

では、それぞれのつまり解消法は、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?それぞれの材料や用具にかかる購入費用について、比較してみました。

解消方法

購入費用

必要量

熱いお湯

100円以下

10L程度のお湯の水道とガス代

お酢(クエン酸)と重曹

500円以下

トイレ用のクエン酸と重曹あり

トイレ用洗剤

1,000円以下

酸性洗剤と塩素系(漂白剤)のどちらか

ワイヤーブラシ

500~5,000円程度

材質やワイヤーの長さによる。
トイレのつまりには3~5m程度の商品が良い

ラバーカップ

1,000~3,000円程度

カップの部分の形状に、洋式用があるので購入に注意

真空式パイプクリーナー

2,000円~1万円程度

簡単なタイプと、業者が利用するタイプまでさまざまな商品がある

高圧洗浄機

7,000円~10万円程度

洗浄力によって価格に大きな幅があります。
トイレの排水管清掃には、一般的な1万~2万円程度の用具で十分、
別途、排水慣用ノズルが必要です。

一般的に、つまりの解消力が高くなるに従い、用具の価格が高くなる傾向があります。そのため、つまりの原因や目的にあったものを選択しましょう。なお、ほとんどは、ホームセンターで購入することができます。

洋式トイレのつまり解消法:作業手順

それでは、それぞれの方法について、作業手順をご紹介します。

お湯を使ったつまり解消

お湯とバケツを使ったトイレつまりの解消法

お湯を沸かして、40~50度まで下がるのを待ちます。お湯はバケツ1杯程度必要です。全体に熱湯は使わないでください。トイレの便器(陶器)が熱で割れることがあります。

トイレの便器に水が溜まっているなら、バケツに汲み取ります。用意したバケツ1杯のお湯を勢いよく、便器に流しいれます。つまりが解消したか確かめましょう。

お酢(クエン酸)と重曹を使ったつまり解消

重曹・酢・お湯を使ったトイレつまり直し方説明図

重曹とクエン酸は、スーパーやホームセンターで、トイレ用としても売られており、簡単に手に入ります。

手順は、まず便器内に溜まっている水を汲み取ります。1Lに対してスプーン10杯程度の重曹を混ぜます。よく混ぜたら、便器内に入れて30分程度待ちます。便器内をブラッシングしてください。

30分後、1Lに対してスプーン10杯程度のクエン酸を混ぜた溶液を便器に入れます。水は流しません。重曹とクエン酸が反応して、泡が発生します。また30分待ちます。最後にブラッシングをして、トイレの排水を行います。

トイレ用洗剤

市販で手に入るトイレ用洗剤には、「酸性タイプ」と「塩素系タイプ(漂白剤)があります。どちらもタイプでも大丈夫ですが、黄ばみがひどい時は「酸性タイプ」、黒ずみがひどい時は「塩素系タイプ」の洗剤を用意しましょう。

両方の洗剤を一緒に使ったり、混ぜたりすると、塩素ガスが発生して命の危険があります。ボトルに記載されている「まぜるな危険」を必ず守りましょう。

使い方は簡単です。便器内の溜まった水を汲み取ります。トイレ用洗剤を汚れた箇所にかけます。トイレがつまっている場合は、300ml~500ml程度を排水口に流しましょう。30~1時間程度待つと効果的です。便器の汚れた箇所はブラッシングします。最後に排水してつまりの解消を確認してください。

ワイヤーブラシを使ったつまり解消

ワイヤーブラシを使ったトイレつまり直し方説明図

3~5mくらいの長さのワイヤーブラシを用意しましょう。便器の排水口から、ゆっくりワイヤーを入れています。トイレの内部は複雑な構造をしているので、マイヤーを前後に動かしたり、回したりして、奥へ進めましょう。

手や指先に抵抗感がある場所がつまり箇所です。ワイヤーを前後に動かして、ブラッシングします。抵抗感が無くなれば、つまり解消です。排水して確かめましょう。

ワイヤーブラシは回収後、しっかりと水や「中性洗剤」で洗いましょう。その後、しっかりと乾燥させて保存します。乾燥が不十分だと錆びることがあるので気をつけましょう。

ラバーカップと真空式パイプクリーナーを使ったつまり解消

ラバーカップの使い方説明図

基本的な方法は、ラバーカップと真空式パイプクリーナーで同じなので、一緒に説明します。便器内に水が溜まっているようなら、できるだけ汲み取ります。用具の先端のラバー部分を便器の排水口に密着させます。ラバー部分が浸かる程度に水を加えます。

ゆっくりラバーを押し込み、ラバー部分の空気を抜きます。この時、ゆっくり空気を抜くのが1つ目のポイントです。ラバー部分の密着度を感触で確認して、2つ目のポイント、今度は強くひっぱります。押したり、引いたりする動作を繰り返して、抵抗感が無くなるまで行います。最後に排水してつまりを確認します。

高圧洗浄機を使ったつまり解消

ケルヒャー(高圧洗浄機)を使ったトイレつまりの解消法

高圧洗浄機は、家の外にある排水管側から作業を行います。トイレ内で使えません。家の外にあるトイレへつながる排水管を見つけます。専用のパイプノズルを装着したら、排水管の手前側から、洗浄を開始します。

はじめは低圧で様子を見ながら行い、徐々に水圧を上げましょう。ゆっくりとノズルを奥へ進めていきます。ヘドロ状の黒い水が排水されていれば洗浄できている証拠ですので、きれいにしながら、奥へ進めます。汚物水が見えなくなれば終了です。最後にトイレ側から排水してつまりの解消を確認しましょう。

まとめ

洋式トイレといっても特別な用具があるわけではありません。トイレ用の用具や工具がそのまま使えます。最近は、ほとんど洋式トイレしか見なくなったので、「和式」と「洋式」というカテゴリがなくなってきています。

それでも洋式トイレは、構造が和式トイレよりも複雑なため、つまりやすいといわれていますので、日々の掃除などしっかりと行って、清潔なトイレを保ちましょう。

トイレつまり:洋式トイレ Q&A

Q1:ワイヤーブラシの長さはどのくらいがいいですか?
回答:洋式トイレのつまりを解消する時は、3~5m程度のものを選択しましょう。
Q2:ラバーカップには、ラバー部分がいろいろありますが、どれが良いですか?
回答:洋式用には、先の細くなっているラバーを選びます。便器の排水口にピッタリと一致する大きさがおすすめです。
Q3:便器内に水が溜まっています。どうしたら良いでしょうか?
回答:バケツと汲み取りポンプ(又は柄杓)などを用意して、溜まった水を取り除きましょう。その後、つまりを解消します。