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節水トイレがつまりやすいのはなぜ?原因とつまったときの対処法を徹底解説!

節水トイレがつまりやすいのはなぜ?原因とつまったときの対処法を徹底解説!

本記事では節水トイレがつまりやすい理由や原因、つまってしまった場合の対処法について解説しています。

現在節水トイレを使用している方の中にも、通常のトイレと比べるとつまりやすいと感じている人もいるかもしれません。

またリフォームなどで節水トイレの導入を検討しているものの、「節水トイレはつまりやすい」という噂を聞いて迷っているという人もいるでしょう。

節水トイレの使用によるトイレつまりの悩み解消につながる、ヒントや解決策をお伝えしますのでぜひ最後までご覧ください。

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節水トイレが少ない水量でも流せる仕組み

節水トイレが少ない水量でも流せる仕組み

節水トイレとは、1回で流す際に使用する水の量が6L以下と、少ない流水量で洗浄できる水洗トイレのことをいいます。

従来の水洗トイレの流水量が13Lや10Lのものが主流のため、節水トイレはその約半分の流水量で流せるというわけです。

水の使用量が減れば、当然水道料金も抑えることができますし、CO2削減にもつながるため環境面においてもエコです。

節水トイレはサイホン作用と流水の組み合わせで洗浄

しかし多くの人が気になるのは、「少ない水量でもちゃんと流れるのか?」という点でしょう。

従来のトイレ(洗い落とし式)はタンクに溜めた水が落下する際の水圧で、汚物を押し流す仕組みです。しかし十分な水圧を得るためには、その分多くの水量を必要とします。

一方、節水トイレは水圧の力を使わず、サイホン作用や水流を活用し、少ない量の水で汚物を流すのが特徴です。

 

サイホン作用とは空気の入っていない管を水で満たすことで、水が高い位置に持ち上げられ吸い出される原理のことをいいます。

節水トイレではこのサイホン作用による仕組みと水流の組み合わせによって、少ない水量でも洗浄できる工夫がされているのです。

また便器自体もつるつるとした滑らかな表面にすることで、汚れが付きにくくより少ない水量で流れるよう工夫されています。

サイホン式

メインの出水口と、便器フチの内側からシャワー状に出るWの流水の力で便器内を洗浄。さらにサイホンの作用で吸い込むようにして流す仕組み。

洗浄水量をより抑えた「セミサイホン式」と呼ばれるタイプもある。

サイホンゼット式

ゼットとよばれるメインの出水口から勢いよく水を噴出させることで、強制的にサイホン作用を誘引させる洗浄方式。

ゼット孔から出る水の力をさらに強力にした「ブローアウト式」もある。

サイホンボルテックス式

出水口から出た水を、便器内で渦巻き状に流す際の渦作用と、サイホン作用を併用するタイプの洗浄方式。

トルネード式と呼ばれる製品も同様の作用によって洗浄するタイプ。

洗浄水量を必要とするため節水効果はあまり高くなく、配水管が複雑な形のためつまりやすい傾向がある。

ダイレクトバルブ式

タンクレスタイプの節水トイレで採用されている洗浄方式。

水道の圧力をそのまま利用して洗浄、タンクの給水がないのですぐにまた使用できる。

エアドライブ式(パワードライブ式)

排水時、適切なタイミングで便器内トラップの空気を吸引することで、強力なサイホン作用が発生。

流水と空気圧の力で、少ない水でもしっかり流せるのが特徴。

蓄圧式ブースター

タンクレスタイプの節水トイレに搭載されている加圧装置を使った、洗浄方式トイレ。

ブースターと呼ばれる機械によって圧力を加えることで、流水時の水圧をより高め、速やかにサイホン作用を発生させる。

ネオボルテックス式

サイホンを利用せず、排水時に渦を発生させることにより、洗浄廃水を促す洗い落とし式のトイレ。

サイホン作用時の音が発生しないため静かで、洗浄力も高い。

 

※このほかにもさまざまな洗浄方式の節水トイレがあります。(メーカーによって呼び方は異なります)

節水トイレがつまりやすい理由や原因は?

近年建築された新築の家やマンションには、タンクレストイレや節水トイレが多く導入されています。

新しいトイレ=近代的で従来よりも機能的というイメージが強く、一見つまりとは無縁のようにも感じられます。

しかし「節水トイレにしてからつまりやすくなった」という声は、実際に多くの利用者から上がっているのが現実です。

では、なぜ節水トイレはつまりやすいのでしょうか。その理由をまとめました。

少ない水量で洗浄するため

節水トイレは従来のタンク式(洗い落とし式)と比べると、約半量程度の水しか使用しません。それでもしっかりと流せるよう設計されていますが、何らかの条件が加わった際に、配管の奥の方で流れきれずにとどまってしまう場合もあるのです。

適切な使い方をしている分には問題ありませんが、大量のトイレットペーパーを使用した際は注意が必要です。メーカーによって1度に使用できるトイレットペーパーの量は異なりますが、大洗浄で5mまでが目安となりますので使いすぎないようにすることが大切です。

水圧が弱いため

通常のタンク式のトイレは、タンクにたまった大量の水を一度に落とし流す際の水流を使って流します。

節水トイレに多いタンクレスタイプは、直接水道から給水して流すため、水道から出る水圧の影響を受けることもあります。想定されている水圧よりも極端に低い場合には、十分に流しきれずにトイレがつまってしまうこともあるのです。

住宅の2階に設置しているトイレやマンションの上階、山間の住宅などでは、平野部の1階と比べて水圧が低くなることも。各メーカーでは水圧が弱い環境でも使える、低水圧対応の節水トイレなども販売されています。

リフォーム時の施工不良によるもの

通常のトイレから節水トイレに交換するなどのリフォーム工事を行った際、配管のつなぎ方を誤ってしまったためにつまりやすくなってしまったという事例もあります。

節水トイレの構造に不慣れなリフォーム業者や水道修理業者もおり、便器の枝管の接続工事などが適切に行えていないケースもあるのです。

こうした例は滅多にありませんが、リフォーム後に頻繁に節水トイレがつまるような場合は、一度施工業者に見てもらった方がよいかもしれません。

節水トイレがつまりかけているサイン

節水トイレつまるサイン

節水トイレを使用している際、以下のような異変を感じたときは「トイレつまり」のサインかもしれません。

なんだかおかしいなと感じたら、できるだけ早めの対策がおすすめです。

流した後にトイレットペーパーのカスが浮く

流したはずのトイレットペーパーが便器内に戻ってきたり、カスが浮かび上がってきたりするときは要注意です。

便器奥の配管のあたりに、流れきれなかったトイレットペーパーが引っかかり、トイレがつまりかけている状態かもしれません。

大量のトイレットペーパーを流してしまった場合や、頻繁にトイレを使用した後などには、このようなつまり肩をすることもあります。

水位が不自然に上下する

節水トイレを流した際は、一度水位が上がって下がり、正常な位置まで再度水位が上がってくるのが通常です。

流した後しばらく水位が低い状態が続いたり、高い状態が続いたりする場合はトイレつまりのサインです。

水位が低い場合は、便器奥に引っかかっているトイレットペーパーが便器内の水を吸い上げているのが原因です。逆に水位が上がる場合は、配管のどこかで水をせき止めてしまっている可能性が高くなります。

時間の経過とともにつまりが抜けて水位が正常になる場合もありますが、まだどこかでつまりの原因物が残っている場合もあるため注意が必要です。

流した後に便器の奥から異音がする

トイレを流した後で「ゴボッゴボッ」と空気が抜けるような異音がする場合、排水管のどこかで何かがつまりかけているサインかもしれません。

本来トイレに流すべきでないものを誤って流してしまったさいなどにも、排水管のどこかで原因物が引っかかり、このような異音を立てる場合があります。

くり返しこのような音がする場合は、かなりつまりの度合いが深刻な状況です。できるだけ早めに対処しましょう。

節水トイレがつまった時の対処法

節水トイレつまり対処法

節水トイレの場合でも、基本的には通常のトイレつまりと同じ方法でつまり解消が行えます。節水トイレがつまってしまったときのの対処法について解説します。

節水トイレは電源などが接続されている製品がほとんどですので、漏電防止のためにスイッチを切るかコンセントを抜いた状態で作業を行いましょう。

ラバーカップを使う

ラバーカップは真空状態による吸引力を利用して、トイレのつまりを引き抜く効果が期待できるアイテムです。ス

ーパーやドラッグストアなどでも手軽に購入でき、誰でも簡単にトイレつまりが解消できる最もおすすめの方法です。

ラバーカップを便器内にゆっくりと押し込み、一気に引き上げましょう。この時に力いっぱい引き上げることで圧力がかかり、より効果が出しやすいです。

何度か繰り返し上下させているうち、便器奥につまっていたものが便器内へと引き上げられてきます。

最後にバケツなどで原因物を汲み出し、水位が正常になったのを確認します。問題なければトイレを流して完了です。

 

ラバーカップのより詳しい使い方は、こちらの記事でも解説しています。

ラバーカップでトイレつまりを直す|スッポンの正しい使い方

ぬるめのお湯を流す

異変に気付いてから初期段階であればぬるま湯を数回流すことで、こびり付いた汚れを溶かしてつまりを解消できることがあります。

また高い位置からぬるま湯を流しいれることにより、水圧でつまりを配管奥へと押し流す効果も期待できます。

ただし便器内に熱湯を流すのはNGです。

トイレは高温に弱い陶器でできているため、熱湯を流してしまうとヒビが入るなどの故障の原因となります。トイレつまり解消に使う際は、40℃から熱くても60℃以下の温度が目安です。

バケツなどに汲んだぬるま湯を、高い位置から排水口へ向けて滝のように細く落とし込みましょう。水位の変化などを見ながら、何度か繰り返し行ううちにつまりが抜けることがあります。

 

お湯を使ったトイレつまり解消法は、こちらも参考になります。

お湯でトイレつまりを直す|バケツがあれば試せる簡単つまりの解消法

困った時は水道修理業者にトイレつまり解消の相談を

業者に依頼する

ラバーカップなどを試してみてもつまりが改善されないような場合は、無理をせず水道修理業者につまり解消を依頼する方法もあります。

節水トイレはメーカーや製品によって配管の構造や洗浄方式が異なります。

通常のトイレつまり解消法で解決できる場合もあれば、洗浄方式を熟知していないと対応がむずかしいケースもあるでしょう。

プロの水道修理業者であれば、節水トイレのつまりだけでなく、日ごろ流れが悪いなどの相談やつまりにくくするためのアドバイスなども受けられます。

無理に自力で対応すると故障の原因となることもありますので、困った時は無理をせずに相談することをおすすめします。

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