お湯でトイレつまりを直す|バケツがあれば試せる簡単つまりの解消法
トイレつまりは突然起こる上に、早く直さないと生活に支障をきたしてしまいます。それゆえ、つまった時にパニックになり間違った解消法を行ってしまうケースも少なくありません。今回は、トイレつまりを簡単に直せる方法の1つとして「お湯」と「バケツ」を用いた方法を紹介します。
トイレつまりが起こってしまった時、専用器具などは持っていないから何か良い方法はないかしら?
専用器具がなくても、トイレつまりをお湯だけで解消できる方法があります。必要なものは、バケツとお湯だけなので、誰でも比較的簡単にトイレつまりを解消できる可能性があります!では解消法をご説明します!
- お湯を使ってトイレつまりを解消する方法
- お湯を使う時の注意点
- トイレつまりの原因とは?
- 今回は、お湯を使ったトイレつまりの解消法をご紹介します!お湯を使用したトイレつまりの解消法のやり方、注意点、またそもそもトイレつまりが何故起こるのかについてもまとめました。
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記事の内容
お湯とバケツを使ってトイレつまりを解決しよう!
では、これからトイレつまりをお湯とバケツを用いて直す方法を紹介します。この方法でトイレつまりを解消できるケースは限られています。以下の場合のみに解消法を試してみてください!
お湯とバケツを使ってトイレつまりが解決できる場合
お湯にはつまりの原因物質をふやかす効果があります。ふやかして流しやすくすることにより、排水管の奥へと流すことができるため、つまりが解消されます。したがって、お湯を使ったトイレつまりの解消法は、紙類(トイレットペーパーやティッシュ)もしくは排せつ物など、水分によってふやける物が原因の時のみ有効です。それ以外の異物や固形物が原因でつまりが生じてしまった場合にはお湯、水を流すことを控えるのが得策でしょう。
お湯を使ったトイレつまりの解消法
ここからは、トイレットペーパーが詰まってしまった際の解消法について具体的にご説明します!
①便器に溜まっている水を抜く
トイレットペーパーをふやかすためには、お湯を流すことにより温度を上げ、軟らかくする必要があります。そのため、冷たい水があると温度が下がってしまいますので、便器内の水は取り除く必要があります。
便器内にたまっている水を取り除く方法は、
- 手を汚さないためにゴム手袋やビニール手袋を装着する。
- 灯油用ポンプなどを用いてバケツへと移す。
- 最後に雑巾や新聞紙を用いて残った水を吸い取る。
この作業を怠ってしまうと、十分に温度が上がらないために効率が下がってしまいます。
②バケツを用いてお湯を流す
バケツにお湯を入れて、便器内にお湯を流します。このとき大事なポイントが2点あります。
- できるだけ高い位置からゆっくりとお湯を流すこと
- 排水口へ直接お湯が流れるようにすること
この作業には、トイレつまりの原因を温度によってふやかす効果に加え、お湯が流れる勢いも加わるというメリットがあります。つまりの原因が奥へと流される確率がより上がると言えます。
③1時間ほど放置する
つまりの原因をふやかすのには多少時間がかかります。1~2時間ほど放置しましょう。様子をみながら、時間を増やしたり、お湯の量を増やしていくのも効果的です。
④つまりが解消できたか確認する
お湯を流して1時間ほど経過したら、つまりが解消できたか確認しましょう。確認の際には、レバーを引いて水を流すのは絶対に避けてください。つまりが解消できていなかった場合、レバーで水を一気に流してしまうと溢れ出てきてしまい、大惨事へと繋がります。バケツで少しずつ水を流し、流れているか否かを確認するようにしましょう。
トイレつまりをお湯で解消する時の注意点
この解消法の注意点として、40~60度以内のお湯を使用しましょう。60度以上のお湯を使用してしまうと便器が高温に耐えきれず、ひびが入ってしまい、水が溢れトイレが使用できなくなってしまいます。そうなると、便器の交換をするなどの大規模な修理が必要になります。お湯の温度は必ず60度を下回るように調整してください。
そもそもトイレつまりの原因は?
トイレつまりには様々な原因があります。お湯を使った解消法を適切に実施するためにも、トイレつまりの原因を理解しましょう。
詰まる原因①トイレットペーパーを大量に流してしまった
トイレットペーパーは当然水に溶けますが、一度に大量に流してしまうと溶けきることができずにつまりの原因となってしまう場合があります。特に粗悪な海外製などではつまってしまうことが多いようです。基本的にはトイレットペーパーの溶解不足が原因であるため、水量を足す、お湯を使用するなどすれば解消することができます。また、ラバーカップ(スッポン)の使用も解決策の1つです。
詰まる原因②トイレットペーパー以外のものを流してしまった
本来トイレには「トイレットペーパー」と大、小便だけを流す仕様になっています。その他のものを流すと当然、トイレつまりを起こしてしまいます。流してはいけないものの代表例を下記に示します。
ティッシュペーパー
トイレつまりを起こしてしまう代表例として挙げられるのは、ティッシュペーパーです。トイレットペーパーと違い、ティッシュペーパーはほぐれにくい繊維状の構造を取っているので、水に対しては難溶です。ティッシュペーパーをトイレに流すと溶けきることなく便器内に残り、つまりの原因となってしまいます。
吐瀉物
トイレでおう吐することも、実はつまりの原因となり得ます。吐瀉物には脂が多く含まれており、その油分が便器の内部や排水管内に付着することによって水が流れにくくなってしまうこともあるのだそうです。また、吐瀉物に含まれる胃酸によって浄化槽内のpHが急激に低くなり、浄化の役目を担っていたバクテリアが大量に死滅してしまうことも一因となります。
猫砂
猫のトイレで使用する猫砂もトイレつまりの原因となることがあります。吸水性と固まる度合いの高さで人気がある鉱物系タイプの猫砂はそもそも流せないのですが、「流せる猫砂」と書かれている商品も一度に大量に流すとトイレの中で溶けきれず、つまりの原因となります。
流す量が多い際には、何回かに分けて流す、あるいは便器内に入れてから流すまでの時間を空けて、便器内で少し溶かしてから流すなどの工夫をすると、詰まる可能性はかなり下がります。
消臭剤のキャップなどの固形物
特に小さな子供がいるご家庭で発生しやすいケースです。流した直後に発覚する場合もあれば、使っていくうちにトイレットペーパーなどが絡まっていき、しばらく経った後につまり始めるということもあります。
落としてしまった固形物に気付かずに水を流してしまうと、ラバーカップ(スッポン)を使用してもなかなかつまりを解消できません。そればかりか、無理やり異物を押し込んでしまい、異物がさらに奥深くへと入ってしまう恐れもあります。固形物が原因で詰まってしまった際には、ワイヤーブラシなどを用いて手元に引き寄せる方法が賢明です。
詰まる原因③水流が足りない
多くのトイレには流す際に用いるレバーに「大」「小」があります。大便を流す際に、小のレバーを引いてしまった結果、水流不足によって大便がトイレの内部や排水管内に詰まってしまうことで、トイレつまりが引き起こされるのです。
お湯を使ってトイレつまりを解消できるのね!トイレが詰まったときは、自分で対処してみるわ!
トイレットペーパーなどの紙類がつまってしまった場合のみ、上記の解消法で対処してみてください!効果がない場合は、お気軽に水道業者にご相談くださいね。
- トイレットペーパーなどの紙類がつまった場合のみお湯を使ったつまり解消法で対処する
- お湯を使用する際、60度以上の高温になりすぎないように注意する
- つまりの原因を把握し、それに応じた最適な解決策を適用する
今回は、お湯を使用したトイレつまりの方法をご紹介しました。ついついトイレットペーパーを大量に流してしまうことは少なくありません。その結果トイレつまりが起こってしまった場合には、応急措置としてお湯を使ったトイレつまりの解消法を試してみて下さい。それでもトイレつまりが解消しない場合は、水道業者に依頼することをおすすめします。水道業者を依頼する際は、見積もりを取って慎重に選ぶことも大切です。
まずは、トイレつまりを起こさない為に予防することが大切です。トイレットペーパーは小分けにして流す、一度に大量のトイレットペーパーを流さないなど、意識してトイレを使用するようにしましょう!
お湯でトイレつまりを直すに関するよくある質問
バケツを使うときのコツを教えてください。
コツとしては、できれば高い所からゆっくりとお湯を流すことです。また、排水口へ直接お湯が流れるようにしたほうがいいです。
バケツの使い方はこちら
お湯以外にトイレつまりが解消できる道具を教えてください。
日常的に家にある物なら、食器用洗剤もトイレットペーパー、水溶性の紙類、排泄物などによるつまりが対処することができます。
固形物は比較的浅い場所にある場合はマジックハンドもおすすめです。液体洗剤、針金ハンガー、ワイヤーなどの道具もおすすめです。
ラバーカップを使う時のコツを教えてください。
ラバーカップのゴムの部分全部、水に浸かって、ゆっくりとラバーカップを押し込んで、もう押し込めないところまで押したら、勢いをつけてグッと引っ張ります。
ラバーカップは和式トイレに使えますか?
ラバーカップは3種類があります。それぞれ和式用・洋式用・節水型トイレ用です。しっかり区別して購入するようにしてください。
簡単なトイレのつまり予防方法を教えてください。
水に溶けやすいトイレットペーパーに切り替えることや、定期的にトイレの掃除をすること、タンク内の状態をチェックすることなどで、異常が早期発見ができますので、トイレ詰まりの予防に効果的です。