トイレ後、うっかりナプキンを落としてしまって、さらにいつもの癖で水をすぐに流してしまった!!という事を経験したことはないでしょうか?またナプキンをトイレ内に落としてしまった時、どう対処したらいいのでしょうか。
- トイレにナプキンが落ちてしまったときの対処法
- トイレにナプキンが落ちて、うっかり流してしまった場合
- ナプキンによるトイレつまりを起こしてしまった場合
トイレにナプキンをうっかり落としてしまった経験はありますか?実は、落としたナプキンをそのまま放っておくと深刻な問題に発展してしまうので。今回はトイレにナプキンを落としてしまった時の対処法をご紹介します。
記事の内容
トイレにナプキンを落としてしまった場合
トイレに流して良いのは、基本的にトイレットペーパーだけです。しかし、うっかりトイレットペーパー以外のものを落としてしまう事もあるでしょう。それがナプキンだとしたら、トイレットペーパーではないので流れないこともありえます。あおして、誤った対処をしてしまうとトイレつまりが悪化してしまうことも。正しい対処法をしっかりと覚えておきましょう。
ナプキンが便器に落ちてしまった場合は、早めに取り出してください。ナプキンは吸水性が良く、水を吸うと膨張します。そのナプキンを流してしまうと、当然トイレつまりを起こしてしまいます。
トイレにナプキンを落としてしまった場合、してはいけないこと
日本製の生理用ナプキンは、世界でも有数の高機能で、世界中の女性から人気があります。ナプキンやタンポンは、経血を漏らさず、吸収し、ナプキンやタンポン内にとどめておく機能があります。
ナプキンは、綿状パルプ、吸収紙、高分子吸収材などからできています。 高分子吸収材はその重さのの50~100倍の経血をすばやく吸収し、一度吸収された経血は、ゼリー状にして抱え込んでしまうので、表面に染み出ることはありません。
そのような機能を持っているが故に、トイレの中に落としたナプキンは、トイレットペーパーのように溶けず、トイレの水分を吸収し、それを外に出さず、膨らみます。
もし、落としたナプキンを流してしまうと、排水管の中などで膨らみ、トイレつまりの原因になってしまうことも。
トイレにナプキンを落としてしまった場合、「まぁ、これぐらいならいいか」と拾わず、流してしまうことです。
トイレにナプキンを落とした、流した場合にすべきこと
トイレにナプキンを落とした場合、落としたことに気づい時点で拾うことがトイレつまりの予防につながります。
もし、気づかずに流してしまっても、対処法はありますので諦めないで対処してください。
目で見えるところにナプキンがある場合、ナプキンを拾う
トイレにナプキンを落としたら、気づいた時点で即座に拾いましょう。
トイレに手を入れて、ナプキンを拾うことに躊躇するかもしれませんが、トイレつまりの原因になる恐れがありますから、勇気を振り絞ってください。
ゴム手袋をはめて拾えば、多少は嫌悪感が薄れるはず。ゴム手袋がない場合は、ビニール袋やスーパーやコンビニのレジ袋などをてにはめても大丈夫です。
他にも、割りばし等で挟んで拾うこともできます。
落したことに気づかずに流してしまっても、ナプキンが奥まで流れて行かずに手の届く範囲にとどまっていたら、同様の方法でつまみ上げましょう。
これだけで、その後のトイレつまりを回避できる可能性は高まります。
バケツで便器に水を流してみる
トイレつまりを起こしているかどうかの確認方法は、バケツで便器に水を流してみることです。この時、水の流れ方に注目してください。
水が通常通り流れるようでしたら、ナプキンによるトイレつまりは起こしてないということです。逆に、水の流れが悪いようでしたら、ナプキンがトイレつまりを起こしている可能性は高まります。その際は別の対処法がありますので、焦らず、冷静に対処しましょう!
トイレにナプキンが詰まったときの対処方法
トイレつまりの原因がナプキンである場合は、水に溶けることはないので、ナプキンを取り出す必要があります。早めに取り出すことで、さらなる深刻なトイレつまりの進行を止めることができます。
ラバーカップ(スッポン)を使用する
トイレつまりと言えば連想するのは、ラバーカップ(スッポン)ではないでしょうか?便器に押し付けて、引っ張るだけで、トイレつまりを解消できるものです。ラバーカップは、和式・洋式タイプ、また大きさも様々ですのでトイレに合ったサイズを選びましょう。
ラバーカップを押し付けては引っ張るを数回繰り返します。そうすることによって、トイレに詰まったナプキンが吸い出されるといった仕組みです。ナプキンが見えたら取り出してください。
またナプキンは出てこないが、トイレつまりが直った場合はナプキンは詰まってないと言えます。ラバーカップを使用してもトイレつまりが解消しない場合は次の方法を実践してみてください。
パッコンバーを使用する
トイレのつまりをとる器具「パッコンバー」を使用する方法です。ラバーカップに似ている形状ですが、違う点は先の部分のラバーの半球の部分が平らな長方形の形です。
ラバーカップ同様、便器に押し付けては引っ張るの動作を繰り返しすることによってナプキンなどの異物が取れる問う仕組みです。
ワイヤーブラシを使用する
上記2つで取れない場合は、「ワイヤーブラシ」を使用する方法もあります。ワイヤーブラシは、長さがありナプキンを取り除くのに効果的な道具です。
ワイヤーブラシは、ホームセンターで販売されています。やわらかめと硬めがありますが、異物を取り除くには硬めのワイヤーブラシが扱いやすいでしょう。長さは2~3mが最も使い易いです。ワイヤーブラシの使い方は次の通りです。
- まず、ワイヤーブラシを伸ばします。
- らせん状にねじりながらトイレの便器内に入れていきます。
- 前後に動かしながら異物を掻き出します。
ワイヤーブラシは細いワイヤーなので、手が届かないところにあるナプキンが取れそうですが、ワイヤーブラシを扱うのはプロでも取り扱いが難しいため、技術と知識がある方はこの方法をおすすめします。
どうしてもナプキンが取れないときは業者に依頼する
上記の方法を試して、ナプキンがトイレの奥に詰まってとれない時は業者に依頼しましょう。業者に依頼するときは、見積もりを複数の会社から取ってからがおすすめです。金額や、作業時間また工事後のアフターフォロー等も確認すると安心ですね。
ナプキンを流してしまったのに、放置するリスク
ナプキンを流してしまったけれど、そのまま対処せず、放置したらどうなるのでしょうか?
ナプキンはトイレットペーパーのように、時間の経過とともに溶けるということはありません。逆に、水分を取り込んで、外に放出せず、膨らんでしまいます。
排水菅内部、さらにその奥でナプキンが膨張することで、トイレつまりが発生する原因となってしまうのです。
目に見えない場所でのトイレつまりの修理は、修理時間・費用共に膨大になります。
かといって放置しておくと、トイレから水があふれたり、排水管がつまってしまったりします。
最悪の場合、トイレの外にまで水漏れが起こり、床や壁にカビが生えたり、床が腐ったりすることも。
さらに、集合住宅の階上にお住まいなら階下のお家に水が漏れて、賠償問題にまで発展しまう恐れがあるのです。
どんなトラブルについてもいえることですが、トラブルに気づいた時点で対処すれば、修理時間も、修理費用も抑えることができます。
ナプキンを流してしまった、ナプキンがつまってしまったかもしれないと気付いた時点で即座に対処して、自分では修理できないと判断した時点で、修理業者に依頼しましょう。
ナプキンを流してしまった場合の修理料金の相場
ナプキンを落としてしまった、気づかず流してしまった場合、まずは自分で対処してみてください。
ただ、排水管の奥にまで流れて、つまってしまった場合、自分では対処できない場合は自力での解決は非常に困難です。迷わず、修理業者に依頼しましょう。
修理業者に、ナプキンによるトイレつまりの修理を依頼するときの、費用相場を表にまとめましたので、業者に依頼するときの参考にしてください。
作業内容 | 料金相場 |
---|---|
軽度のトイレつまり解消作業 | 5,000円~ |
専用器具を使ったトイレつまり解消作業 | 7,000円~ |
便器を取り外したトイレつまり解消作業 | 10,000~30,000円 |
配管の清掃作業 | 7,000~15,000円 |
※ 同じ内容の修理でも、現場の状況などによって修理料金は変動します。
※ 上記の料金のほかに、部品代、早朝・深夜割増料金、出張費などがかかる場合もあります。
※ 修理を依頼する前には、きちんと見積もりを取りましょう。
※ 料金相場を知っておくことによって、法外な料金を請求されることを防ぐことができます。
ナプキンを流してしまって修理を依頼する場合は、「トイレつまり解消隊」におまかせ!
トイレにナプキンを詰まらせてしまって、自分ではどうしようもなくなった時には、迷わず、修理業者に依頼しましょう。
修理業者の中では、「トイレつまり解消隊」がおすすめです。名前が体を表す通り、トイレつまりを即解決してくれる、心強い業者です。
急なトイレのトラブルに、電話一本で駆け付けてくれます。最短20分で現場到着です!
「トイレつまり解消隊」では、豊富な経験と技術で、その場のトラブルの解消に努めます。さらに、10年後、20年後の未来まで見据えた施工をしています。アフターメンテナンスも万全です。
電話で「ホームページを見た」と伝えるだけで、WEB限定割引クーポンゲットで、2,000円割引されます。※5,000円以上の修理の場合
トイレにナプキンを詰まらせて困っているなら、そのままにしないで、「トイレつまり解消隊」に相談しましょう。
【格安】トイレトラブルの解決なら、「トイレつまり解消隊」のおまかせ!
ナプキンが落ちてしまった場合の対処法まとめ
今回は、ナプキンがトイレに落ちてしまった場合の対処法をご紹介しました。トイレは毎日使用する場所なので、トイレつまりが起きてしまうとパニックに陥ってしまわず、落ち着いて対処法を試してみましょう。
ナプキンが落ちてしまってすぐ取り出すとトイレつまりにはなりませんが、うっかり流してしまった場合は、すばやく対処することが大切です。トイレにナプキンが落ちて、流してしまった場合のポイントをまとめました。
- トイレにナプキンを流してしまった場合、バケツの水をながして水が流れるかどうか確認する。
- 流れずトイレつまりになった場合は、ラバーカップやパッコンバーを使用する。
- それでもトイレつまりが解消しないときは、ワイヤーブラシを使用する。
- どうしても奥につまってトイレつまりが解消しない時は、業者に依頼する。
ナプキンによるトイレつまりは、トイレットペーパーなどの溶けやすいものがつまるよりも深刻な状態です。間違った対処法をしてしまうと、トイレつまりを悪化させてしまい修理費のほうが高くなってしまうこともあります。
普段からトイレの後は、トイレ内を確認してから水を流しましょう。トイレつまりを起こさないためにもナプキンが落ちない場所に置くなど、トイレ内を綺麗に整理整頓するの予防につながりますので、日々の生活から気をつけましょう!
トイレつまりの直し方「完全マニュアル」
トイレにナプキンを流してしまったときの対処法に関するよくある質問
- ラバーカップは和式トイレに使えますか?
- ラバーカップは3種類があります。それぞれ和式用・洋式用・節水型トイレ用です。しっかり区別して購入するようにしてください。
ラバーカップを使う時のコツを教えてください。
ラバーカップのゴムの部分全部、水に浸かって、ゆっくりとラバーカップを押し込んで、もう押し込めないところまで押したら、勢いをつけてグッと引っ張ります。
ラバーカップの使い方はこちら
- ワイヤーブラシを使うときの注意点を教えてください。
- ワイヤーブラシを使用する時、汚水が飛び散る可能性がありますので、ビニールシート、雑巾、新聞紙などで養生しましょう。
ワイヤーブラシの使い方はこちら
- パッコンバーの使い方を教えてください。
- パッコンバーの使い方は、簡単です。パッコンバーをそっと押して便器に密着させて、すっと引くだけです。
パッコンバーの使い方はこちら
- バケツを使うときのコツを教えてください。
- コツとしては、可能の範囲で高い所からゆっくりとお湯を流すことです。また、排水口へ直接お湯が流れるようにしたほうがいいです。
バケツの使い方はこちら