トイレつまり解消の料金相場をご紹介します。業者に依頼する際の適正参考価格にお役立てください。
トイレが詰まってしまった!水が流れない、どうしよう!といったトイレつまりのトラブルに見舞われてしまったことはありませんか?トイレが詰まってしまった場合、ご自分で解消できないと感じたら専門業者に依頼しなくてはいけません。トイレが流れないと、日常生活に支障をきたしてしまいます。


- トイレつまりの原因と自身でできる解消法
- トイレつまりで業者に依頼する場合の料金の相場とは?
- 業者を選ぶ際の注意点
今回は、トイレつまりで業者に依頼する場合の料金や、水道業者の選び方をご紹介します。また、トイレつまりの原因や、トイレつまりが起きた場合にご自身でできる基礎知識などをまとめてお伝えします。
記事の内容
トイレつまりの原因とは
トイレつまりと言っても、様々なケースがあります。
- トイレットペーパーなどの紙類が詰まってしまった場合
- スマホやライター・子どものおもちゃなどの小物類が詰まってしまった場合
- 汚水管が詰まってしまった場合
- 尿石(にょうせき)が原因で詰まってしまった場合
いずれの場合にしても、ご自身で対処できない場合は業者に依頼しましょう。何が詰まってしまったかが明確な場合は、その旨を業者に連絡した際に伝えることが大切です。
トラブルが起きた際の対処とは
トイレのトラブルが起きた場合、自力で修理することも可能です。でも無理は禁物です。自力で修理をして、さらにトラブルが悪化するという可能性もあるのです。比較的軽度のトラブルであればご自身で対処できます。
トイレットペーパーなどの紙類が詰まった際は、ぬるま湯でふやかして流したり、ラバーカップ(スッポン)を使用したりすると解消します。固形物が詰まった場合、素手で取る・またはラバーカップで取ります。それでも解消しない場合は、業者に修理を依頼しましょう!
水道業者に依頼する際の料金相場とは
一般的な水道業者に依頼した時のトイレの修理料金の相場は、6千円~3.5万円です。トイレつまりの料金は、トイレの便器内の異物を除去作業ですと、8千円~2.5万円くらいです。トイレつまりの際に、便器内の部品が破損してしまった場合の部品代は、修理代にプラスされた金額が、全体の修理費用になります。
水道業者の選び方
安心できる水道業者を選ぶ基準は、水道工事法に定められていて各都市町村の水道局からの指定を受けた水道局指定工事店を選ぶようにすると良いでしょう。日頃からトイレの水回りのチェックをして、軽い症状があればその時に対応してもらい、信頼できる水道業者を見つけておくと安心でしょう。理想は、万が一の時に返金制度がある誠実な水道業者が他のお客様からも信頼されリピートされているのです。また、細かい部分ではありますが電話をした時の対応もチェックしましょう。親切丁寧な電話対応の会社は、実際に工事を依頼した際も丁寧で誠実である場合が多いのです。
悪徳業者に依頼しないために気をつけたい事とは
水道業者には「ぼったくり業者」といった、基本の業者よりはるかに高額な金額で工事をする悪徳業者があることを頭に置いておくことが大切です。緊急事態だからこそ「早く解消しなきゃ!」と思い、ぼったくりを行う悪徳業者に依頼してしまうケースも少なくはありません。このような悪徳業者は、水道業者に限らず様々業種の会社でも近年、増え続けているのです。悪徳業者に依頼してしまわない為にも以下の事をしっかりと行うことが大切です。
①トイレつまりの知識を最低限身につけておくこと
水道業者に依頼する際は、トイレつまりが起こってしまっているので余裕をもって考えることができない可能性があります。トイレつまりに関しての知識を最低限身につけておくことで、悪徳業者を寄せ付けるのを予防できます。その際、冷静な対応をすることも大切です。
②見積もりを出してもらうこと
「トイレが詰まったので、すぐに来て下さい!」などと、伝えてしまっては業者の思うつぼです。それが悪徳業者だとしたら、高額な工事費を支払わなければいけないことになります。水道業者に依頼する前に、まず見積もりを出してもらうことが大切です。見積もりを出してもらう際に気を付けたいことをまとめました。
- 作業内容の説明、見積もり金額の詳細を確認する。
- 必要な部品がある場合はなぜその部品が必要なのかの説明を聞く。
- 見積もりに納得できなければ、複数の業者に見積もりを出してもらうこと。(相見積もり)
- アフターフォローがあるかどうかの確認をすること。アフターフォローが付いているまたはオプションで付けると、作業後に再度トイレつまりの際に別途料金を請求されることがない為。
見積もりを出してもらい、業者に頼むのはご自身です。相見積もりをすることで他社との比較ができるので、消去法で選んで行くと良いでしょう!
③飛び込み業者やチラシの期間限定価格を打ち出している業者には要注意
「無料点検・修理をしています」などと言った、飛び込み業者は要注意です。無料につられて家に業者を上げるのはもってのほかです。また、チラシの内容とは異なった作業まで行わなければ直らない!などと言って高額な工事費を請求される場合があります。このような会社は悪徳業者で「ぼったくり」を行っている可能性がありますので注意しましょう!
トイレつまりが起こったときは冷静な判断が大切!
トイレつまりが起こったときは、冷静な判断が大切です。トイレが流れないとなると、緊急事態なので業者をすぐに手配しがちです。最近では高額な料金を請求する悪徳業者などが非常に多い為、慎重に水道業者を選ぶ必要があります。

トイレつまりが起きたとき、どの業者に依頼して良いのかわからなかったけれど、これでちゃんとした業者に依頼できそう!

そうですね!一番大切なことは、冷静に業者を選ぶことです。料金も気になりますが、安いというだけで判断せず、対応やサービス面もしっかりと確認するのが大切です!
- 水道業者を選ぶ際は、修理前に見積もりを出してもらいましょう。
- できれば複数の業者に見積もりを出してもらうと料金やサービスの比較ができるのでおすすめです。
- 各都市町村の水道局指定の工事店を選ぶと安心して修理してもらえるので安心です。
- 落ち着いて冷静な判断で水道業者を選びましょう。
今回は、トイレつまりのトラブルの際に業者を選ぶ際の料金や、選び方についてご紹介しました。修理料金は安い方を選びがちですが、冷静な判断で安心して依頼できる業者を選ぶことが大切です。この記事を参考にして、ご自身の納得いく料金で水道業者に修理をしてもらいましょう!
自分で軽度のトイレつまり解消に関するよくある質問
ラバーカップを使う時のコツを教えてください。
ラバーカップのゴムの部分全部、水に浸かって、ゆっくりとラバーカップを押し込んで、もう押し込めないところまで押したら、勢いをつけてグッと引っ張ります。
ラバーカップは和式トイレに使えますか?
ラバーカップは3種類があります。それぞれ和式用・洋式用・節水型トイレ用です。しっかり区別して購入するようにしてください。
バケツを使うときのコツを教えてください。
コツとしては、できれば高い所からゆっくりとお湯を流すことです。また、排水口へ直接お湯が流れるようにしたほうがいいです。
ラバーカップ以外におすすめの道具ありますか?
固形物は比較的浅い場所にある場合はマジックハンドもおすすめです。
液体洗剤、針金ハンガー、ワイヤーなどの道具もおすすめです。
簡単なトイレのつまり予防方法を教えてください。
水に溶けやすいトイレットペーパーに切り替えることや、定期的にトイレの掃除をすること、タンク内の状態をチェックすることなどで、異常が早期発見ができますので、トイレ詰まりの予防に効果的です。