
タンポンをトイレに流すのはNG?理由と流してしまったときの対処法
本記事では、タンポンをトイレに流してしまった際の対処法を紹介します。
経血で汚れたものを手元に置きたくない心理から、タンポンをトイレに流したくなる方は多いでしょう。
しかし、タンポンはトイレに流してはいけません。一度流せたから大丈夫と思っていても、排水管の奥でトラブルの種が育っている可能性があります。
この記事を読み、タンポンを流してはいけない理由と対処法を知って、トラブルを今すぐに解決しましょう。
今週の
一都三県+関西エリア対応!


トイレつまり専門だから、あらゆるトイレトラブルも任せて安心!業界随一の低価格で、トイレつまりの問題を根本から解決します。作業後のアフターフォローも万全!見積り・ご相談は【完全無料】一都三県・関西エリアに即駆け付けます!
\累計対応件数100万件突破/詳細はこちら
記事の内容
タンポンをトイレに流すのはNG!流してはいけない理由

タンポンはトイレットペーパーとは根本的に性質が異なり、流しても水に溶けることはありません。
経血の付いたものをゴミ箱に捨てず、トイレに流したくなる気持ちは分かりますが、絶対に流すのは避けましょう。
水に溶けるように作られていない
トイレットペーパーは、水に浸かると繊維がほぐれてバラバラになる「水溶性」を持っています。
しかし、タンポンは体内で使用することを前提に設計されており、水分を含んでも形が崩れないよう非常に強い繊維で構成されているのが特徴です。
どれほど長時間水に浸かっていても、水の中で溶けてなくなることはありません。
つまり、一度排水管に入り込むと溶けて流れていくことは期待できず、そのまま「異物」として管内に残り続けてしまうのです。
また、ナプキンなどの生理用品も同様に水に溶けないため、トイレに流すのはNGなので注意しましょう。
水を吸って排水管内で膨らむ
タンポンの最大の特徴は、高い吸水能力です。これは体内で経血を吸収するための優れた機能ですが、トイレに流した際には仇となります。
便器から流されたタンポンは、排水管内の水(封水)を吸い込み、元のサイズの数倍にまで膨張します。
狭い排水管の中で膨らんだタンポンは、まるで栓(ストッパー)のように管を塞いでしまい、水を流すのを阻害するため注意が必要です。
ただでさえ溶けない異物が流した時よりも巨大化して排水管の中に居座るため、非常に深刻なつまりを引き起こしてしまいます。
一度膨らんだタンポンは、水で満たされている排水管の中にある以上、基本的に縮むことはありません。
排水管の途中で引っかかりやすい
トイレの排水路は直線ではなく、臭いの逆流を防ぐために「S字」のような複雑なカーブ(封水トラップ)を描いています。
水を吸って膨らんだタンポンは、この屈曲部や配管の継ぎ目、わずかな段差に非常に引っかかりやすい形状をしているのが大きな特徴です。
また、吸水して表面が毛羽立った繊維は摩擦が強く、滑りも悪くなります。一度どこかに引っかかると、その後から流れてくるトイレットペーパーや排泄物を次々とキャッチしてしまい、あっという間に大きくなります。
そのまま放置すると、上から排泄物やトイレットペーパーが流れ、悪化する一方です。
排水管の奥でつまると取り除くのが難しい
もし、タンポンが便器のすぐ出口ではなく、床下のさらに奥にある「排水横引き管」や「合流地点」まで流れていってしまった場合、自力での解決はほぼ不可能です。
タンポンは重みがあるため、管の底に沈んで停滞しやすく、目視できない場所でつまりを形成します。
このような場所でつまると、便器を取り外して作業する「便器脱着工事」が必要です。修理は大がかりになり、一瞬の判断で流してしまった代償が高額な修理費用となって返ってくるリスクがあるのです。
修理代は数万円を超えるケースもあるため、タンポンはトイレに流さずゴミ箱やサニタリーボックスに捨てましょう。
タンポンがトイレにつまったときの症状

タンポンによるトイレつまりが発生すると、水の流れ方に明確な違和感が生じます。以下の症状がないか、しっかりと確認してください。
水が引くまで時間がかかる
レバーを回した後、便器内の水が一度溜まり、その後ゆっくり時間をかけて引いていくのは、典型的なトイレつまりの初期症状です。
これは、膨らんだタンポンの隙間を縫って水が辛うじて流れている状態を指します。完全に塞がっていないからといって、安心はできません。
この「スロー排水」の状態は、いつ完全に閉塞してもおかしくない末期症状の前段階であることを認識し、早急に対処する必要があります。
最初は少しずつ流れていた水が、トイレを使うにつれて徐々に流れなくなり、そのうちに完全なつまりへと発展するので注意が必要です。
水位がいつもより高くなる
水を流した瞬間に、便器の縁ギリギリまで水位が上昇する場合は、かなり深刻なつまりです。タンポンが排水路を大きく塞いでいるため、流した水の逃げ道がなくなっています。
数分待てば少しずつ水位が下がることもありますが、そのまま使い続けると次の洗浄で汚水が溢れ出す可能性が高いでしょう。
水位の異常は「物理的な遮断」が起きているサインなので、この段階で無理に何度も流し直すのは被害を拡大させるだけの危険な行為です。
流すときに異音がする
流した後に「コポコポ」「ゴボゴボ」といった、空気が弾けるような音が聞こえることがあります。
これは、排水管内にタンポンが停滞しているせいで空気の通り道が制限され、排水の際にスムーズに空気が抜けないときに発生する現象です。
普段の聞き慣れた音とは違う「苦しそうな音」が聞こえ始めたら、それは排水管の中で異物が悪さをしている可能性があります。
目に見える変化がなくても、音に違和感がある場合はつまりが進行しているケースがあるため、様子見や対処が必要です。
タンポンをうっかり流したときのNG行動

タンポンをうっかり流してしまったとき、何度も繰り返しレバーを引いて流すのはNGです。その他のNG行動も含め、以下で詳しく解説します。
押し流そうと何度も水を流す
「もう一度流せば奥へ行ってくれるかも」と、何度もレバーを回すのは最もやってはいけない行動です。
タンポンは水を吸うほどに膨らみ、重くなります。追加で流した水が、タンポンをさらに強固に排水管の奥へ押し込み、完全に固着させてしまう原因になります。
また、水が流れない状態で洗浄を繰り返せば、行き場を失った汚水が便器から溢れ出し、トイレの床一面が水浸しになる二次被害を招くでしょう。
異常があるのに放置する
「まだ少しは流れるから」と、そのまま放置するのは非常に危険です。タンポンによる詰まりを放置すると、以下のようなリスクが発生します。
- 完全に閉塞してトイレが一切使用不能になる
- 汚水が逆流して床材や壁紙を腐敗させる
- 集合住宅の場合は階下へ漏水する
- 奥で固着して大がかりな工事が必要になる
時間の経過とともに解決することはないため、放置は修理費用を高くする原因にしかなりません。
マンションやアパートなどの集合住宅では、そのまま放置すれば階下へ影響が出ることも考えられます。階下へ影響が出れば、高額な損害賠償を求められるケースもあるので、十分注意しましょう。
初期の段階で相談をしていれば、安価な費用で済む可能性があります。
タンポンをトイレに流してしまったときの対処法

流してしまった直後や違和感がある場合は、まず最初にタンポンが目で確認できるか確認しましょう。その後の対応も含め、詳しく解説します。
目視できるなら取り除く
流した直後で便器の底(排水口付近)にタンポンが見えている、手が届く範囲にある場合はゴム手袋をして迷わず手で取り出してください。
見た目や衛生面で抵抗があるかもしれませんが、ここで取り出せるかどうかが数万円の修理代を分ける境界線になります。
ギリギリ見えるような場所にある場合、割りばしなどの道具を使いたくなる気持ちは分かりますが、無理に道具で掴もうとすると奥に押し込む可能性もあるので、注意しましょう。
タンポンの紐が見えているのであれば、手で取り除くのが確実です。
つまりの症状があるときは対応する
少しでも流れが悪かったり、水位に違和感があったりする場合は、以下の点に注意して対応しましょう。
- ラバーカップは使わない
- 長時間の様子見はしない
- 自分での対処は可能な範囲にとどめる
まず、ラバーカップの使用はおすすめできません。ラバーカップは異物を取り除くものではなく、トイレットペーパーや便などの柔らかいものを圧力でほぐすようなイメージです。
タンポンなどの異物に対しては、逆効果となる可能性が高いので、使用は避けましょう。
また、少しの違和感程度で問題なく流れるのであれば、様子を見たくなる気持ちは分かりますが、数日様子を見ても症状が良くならないときは相談するのも一つの方法です。
異物によるトイレつまりの場合、自力での対処はかなり難しいので、目視できないときはプロへ依頼しましょう。
外出先の場合は施設の管理者に報告する
店舗や公共施設で流してしまった場合、黙って立ち去るのは避けましょう。そのままにしておくと次に使った人が被害を受け、施設側に甚大な迷惑をかけてしまう可能性があります。
早めに報告すれば、業者が到着するまでの間に「使用禁止」の貼り紙をするなどの応急処置ができ、被害を最小限に抑えることが可能です。
恥ずかしいと感じるかもしれませんが、重大な損害賠償に繋がるのを防ぐための誠実な対応となります。
トイレつまりが直らないときはどうする?

自力での解決が難しいと感じたら、住まいの形態に合わせて適切な相談先へ連絡しましょう。トイレつまりは、早めの相談がカギです。
賃貸なら管理会社(大家)に相談する
アパートやマンションにお住まいの場合は、まず管理会社や大家さんに連絡を入れてください。
提携している修理業者が決まっている場合が多く、スムーズに手配が進みます。ただし、タンポンを流したという個人的な過失によるつまりの場合、修理費用は自己負担になるのが一般的です。
勝手に業者を呼ぶと後で契約上のトラブルになることもあるため、まずは一報を入れて指示を仰ぎましょう。
持ち家ならトイレ修理業者に相談する
戸建てや分譲マンション(専有部)の場合は、自分で水道修理業者を選定して相談しましょう。
24時間対応の業者であれば、夜間や休日でもすぐに駆けつけてくれます。依頼する際は「タンポンを流してしまった」と正直に伝えることが重要です。
原因がわかっていれば、業者は必要な機材を準備して迅速に作業にあたれるため、作業時間の短縮に繋がります。
恥ずかしいからといって嘘をつくと、余計な作業や調査による修理代の高騰なども考えられるので、必ず最初に伝えましょう。
タンポンによるトイレつまり解消の費用相場

タンポンによるトイレつまりの修理費用は、異物がどの位置にあるかによって大きく変わります。費用の相場は、以下の通りです。
| 作業内容 | 修理料金相場 |
|---|---|
| 軽度なつまり (専用器具や薬剤使用なし) | 4,000円~8,000円 |
| 薬剤使用 (尿石溶解剤・配管洗浄消臭剤など) | 各種作業料金 +3,000円~8,000円 |
| ローポンプ使用 (距離によって料金加算アリ) | 5,000円~15,000円 |
| トーラー使用 (距離によって料金加算アリ) | 7,000円~50,000円 |
| 高圧洗浄機使用 | 8,000円~100,000円 |
| 便器の脱着作業 | 10,000円~50,000円 |
例えば、軽度なつまりであれば数千円で済みますが、タンポンが排水管の奥まで流れているようなときは、便器の着脱などが必要です。
重度になるほど修理代はかさみ、修理完了までの時間も長くなります。安く、手早く修理したいなら早めの相談を心がけましょう。
また、水道修理業者へ依頼する際は複数の業者から見積もりを取り、比較しながら依頼先を選ぶのがおすすめです。
タンポンをトイレに流してしまったら焦らず対処を

今回は、タンポンをトイレに流してしまったときの対処法を紹介しました。
タンポンを流してしまったとき、焦って何度も水を流すのが一番のNG行為です。たとえ流れたように見えても、排水管の奥でトラブルが進行しているケースは少なくありません。
「少しでも流れが遅い」「いつもと音が違う」と感じたら、それは重症化する前のサインです。無理に自力で解決しようとせず、信頼できるプロの修理業者に相談して適切な処置を受けましょう。
早期の対応が修理費用を抑え、トイレを一日も早く元通りにする最善の方法です。
















